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SMNがLogicadのVALIS拡張機能を強化、IM-UIDの活用でSafariブラウザ面への広告配信が可能に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • SMNがDSP「Logicad」で「VALIS拡張」機能を強化
  • 「IM-UID」を活用しSafariブラウザ面への配信が可能に
  • 広告効果を維持しながらリーチ数が2倍に拡大

LogicadのVALIS拡張機能強化による広告配信の進化

SMN株式会社は2024年10月23日、DSP「Logicad」の「VALIS拡張」において、インティメート・マージャーの共通IDソリューション「IM-UID」を活用した拡張配信機能のアップデートをリリースした。この機能強化により、これまで取得できなかったSafariブラウザ面でのタグ接触情報の取得が可能となり、新規ユーザーの獲得増加による広告効果の最大化が実現している。[1]

VALIS拡張は独自開発した人工知能VALIS-Engineを活用した配信メニューで、リターゲティングタグに接触したユーザーやコンバージョンユーザーの特徴を機械学習により解析することが可能だ。この解析により、コンバージョン確率の高いユーザーセグメントを生成して配信することで、より効率的な広告運用を実現している。

国内のモバイルブラウザシェアの過半数を占めるSafariブラウザ面への対応は、従来の3rd Party Cookieを用いた手法では実現できなかった課題であった。IM-UIDの活用により、Safariブラウザ面のタグ接触情報も取得可能となり、新規ユーザーへのリーチ拡大と広告効果の向上を同時に達成している。

VALIS拡張の効果検証結果まとめ

検証項目 3rd Party Cookie拡張 IM-UID拡張
CPA効果 100% 同等の効果を維持
セグメントユーザー数 基準値 約2倍に拡大
対応ブラウザ 3rd Party Cookie対応のみ Safari含む全対応
Logicadの詳細はこちら

3rd Party Cookieについて

3rd Party Cookieとは、ユーザーが訪問したウェブサイトとは異なるドメインから発行されるCookieのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 広告配信やアクセス解析に活用される重要なデータ
  • クロスサイトトラッキングが可能
  • プライバシー保護の観点から利用制限の傾向

SafariブラウザではプライバシーポリシーによりCookieの利用が制限されており、従来の広告配信手法に大きな課題があった。IM-UIDの活用により、プライバシーに配慮しながらSafariブラウザ面での広告配信が可能となり、より効果的なデジタルマーケティングの実現に貢献している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「SMN、独自開発のAIを活用した「VALIS拡張」共通IDソリューション「IM-UID」を用いた拡張配信を提供開始 | SMN株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000352.000013903.html, (参照 24-10-25).

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