Squareがセルフオーダーシステム「Square キオスク」を発表、iPadを活用した決済システムで飲食店の業務効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

Squareがセルフオーダーシステム「Square キオスク」を提供開始
iPadに取り付けるハードウェアは29,800円で販売
12月まで無料、以降は月額5,000円のサブスクリプション

SquareがiPad向けセルフオーダーシステム「Square キオスク」を発表

Squareは飲食業向けのセルフオーダーシステム「Square キオスク」を2024年10月24日より提供開始した。このシステムはiPadに取り付けるハードウェアを含めた統合型ソリューションで、ハードウェアは29,800円で提供され、12月までは利用料が無料となっている。^[1]

Square キオスクはレストランやファストフード、カフェ、キッチンカーなど幅広い飲食店での利用を想定しており、お客様が自身で注文と支払いを完了できる仕組みを実現している。この機能により店舗スタッフは接客や調理などの他の業務により多くの時間を充てることが可能になったのだ。

Square キオスクはSquare POSレジや顧客情報、データ分析などSquareの他のソフトウェアと連携することが特徴となっている。売上データを追跡してメニューの更新を瞬時に反映できる機能を備えており、顧客は常に最新のメニュー情報をリアルタイムで確認することができるだろう。

Square キオスクの機能まとめ

項目	詳細
ハードウェア価格	29,800円
利用料金	2024年12月まで無料、以降月額5,000円
対応デバイス	iPad
主な機能	注文受付、決済処理、メニュー管理
連携サービス	Square POSレジ、顧客情報管理、データ分析
設置方法	壁面取付、カウンター設置、VESA対応スタンド

セルフオーダーシステムについて

セルフオーダーシステムとは、飲食店などで顧客が自身でメニューを選択し注文できるシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

注文から決済までを顧客自身で完結可能
スタッフの業務負担を軽減し人手不足に対応
待ち時間の短縮と注文の正確性を向上

セルフオーダーシステムはSquare キオスクのようにiPadベースのシステムと専用端末型のシステムに大別されており、導入コストと運用の柔軟性が選択の基準となっている。iPad型のシステムは既存のデバイスを活用できる点やソフトウェアのアップデートが容易である点から、小規模店舗でも導入しやすい特徴を持っているのだ。