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公開：2024-10-26

DONUTSとみんなの銀行が基本合意書を締結、ミクチャでの金融サービス展開による新たな価値創造へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• DONUTSとみんなの銀行が基本合意書を締結
• ミクチャでみんなの銀行の金融サービスを活用へ
• BaaSを活用した新たなサービス体験を提供

DONUTSとみんなの銀行の提携によるミクチャの新展開

株式会社DONUTSと株式会社みんなの銀行は2024年10月25日に金融を活用した価値共創にかかる基本合意書を締結し、ライブ配信＆動画アプリ「ミクチャ」における金融機能・サービスの活用検討を開始した。国内累計1,800万ユーザーを突破し月間訪問者数500万人を超えるミクチャと日本初のデジタルバンクが連携することで、新たな金融サービスの展開が期待される。^[1]

DONUTSは「インターネットを通じて世の中の時流を変えることに挑戦する企業」として幅広い事業を展開しており、動画・ライブ配信事業やクラウドサービス事業など5つの主軸事業を持つ。みんなの銀行はBaaS事業におけるビジネスパートナーとの共創を通じて、暮らしと金融機能がシームレスに結びついた新たなサービス体験の提供を目指している。

今回の基本合意により、ミクチャプラットフォーム上でみんなの銀行の金融機能・サービスを活用した新たな価値提供が検討されることになった。この連携によって双方のユーザーに対してこれまで以上に価値あるサービスが提供されることが期待され、詳細な連携内容については今後発表される予定だ。

DONUTSとみんなの銀行の提携概要

ミクチャの詳細はこちら

BaaSについて

BaaSとは「Banking as a Service」の略称であり、銀行のサービスや機能をAPIを通じて外部サービスに提供するビジネスモデルのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 既存サービスに金融機能を組み込むことが可能
• 銀行ライセンスを持たない企業でも金融サービスを提供可能
• APIを通じて安全かつ効率的に金融サービスを実装可能

みんなの銀行はBaaS事業を通じてビジネスパートナーとの共創を推進しており、今回のDONUTSとの提携もその一環として位置付けられる。ミクチャユーザーに対して新たな金融サービス体験を提供することで、暮らしと金融の融合を目指している。

ミクチャとみんなの銀行の提携に関する考察

ライブ配信プラットフォームと銀行サービスの融合は、ユーザーにとって新たな価値を生み出す可能性を秘めている。特に若年層を中心としたミクチャのユーザー基盤に対して、金融サービスへのアクセシビリティを向上させることで、金融リテラシーの向上や新たな経済活動の創出が期待できるだろう。

一方で、金融サービスの提供にあたってはセキュリティやプライバシーの確保が重要な課題となる。ライブ配信プラットフォームという特性上、リアルタイムでの取引や決済に関するセキュリティ対策、ユーザー認証の強化、不正利用の防止など、様々な観点からの対策が必要となるはずだ。

今後はBaaSを活用した新しい金融サービスの形として、ライブコマースやクリエイター支援など、プラットフォームの特性を活かした展開が考えられる。みんなの銀行とDONUTSの協業が、デジタル時代における新たな金融サービスのモデルケースとなることが期待できるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「株式会社DONUTSと株式会社みんなの銀行、金融を活用した価値共創にかかる基本合意書を締結 | 株式会社DONUTSのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001462.000004237.html, (参照 24-10-26).

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