DX

ディーエックス

公開：2024-10-26

クラッソーネが自治体向け空き家対策DXに新サービスを追加、所有者の意思決定支援と適切な管理を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• クラッソーネが空き家対策DXの新サービスを開始
• 空き家の迷惑度診断で管理不全空家等の可能性を確認
• 固定資産税シミュレーターで維持費用と収支を試算

自治体向け空き家対策DXに新機能追加で所有者支援を強化

株式会社クラッソーネは自治体向け空き家対策支援サービスに新たな機能として「空き家迷惑度診断」と「固定資産税シミュレーター」を2024年10月25日より提供開始した。空き家対策特別措置法改正による管理不全空家等の新設を受けて所有者への啓発機能を追加し、家じまいにおける所有者の検討を促進する体制を整えている。^[1]

空き家の迷惑度診断では空き家の外観や敷地内の状況に関する22個の質問に回答することで管理不全空家等としての指定可能性を診断することが可能となった。この機能によって所有者が自身の空き家の状況を把握し適切な管理を行うための判断材料を得られるようになっている。

固定資産税シミュレーターでは納税通知書の情報を入力することで解体後の固定資産税上昇額や維持費用の試算が可能となった。空き家を放置することでかかるコストを明確に示すことで所有者の意思決定を支援し空き家の適切な解体を促進する仕組みを構築している。

空き家対策支援サービスの機能まとめ

管理不全空家等について

管理不全空家等とは空き家対策特別措置法改正により新設された区分であり、特定空家等の予備軍として位置づけられている物件を指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 適切な管理が行われていない空き家
• 周辺環境に悪影響を及ぼす可能性がある
• 国のガイドラインに基づき判断される

総務省の2024年4月発表によると全国の空き家数は900万件で空き家率は13.8%と過去最高を記録している。空き家の増加が社会問題化する中で管理不全空家等への対策は自治体にとって喫緊の課題となっており各自治体での取り組みが求められている状況だ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「解体テックのクラッソーネ、自治体向け空き家対策DXに新サービスを投入！「空き家の迷惑度診断」「固定資産税シミュレーター」を10月25日に提供開始 | 株式会社クラッソーネのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000038064.html, (参照 24-10-26).
2. 総務省. https://www.soumu.go.jp/

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧