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Raspberry Pi財団がAI HAT+とSSD新製品を発表、AIアプリケーション開発の効率化と高速ストレージの実現へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • Raspberry Pi財団がAI HAT+を発表し販売開始
  • Hailo 8/8L AIアクセラレーターを搭載した拡張基板
  • SSD新製品4種も順次発売開始

Raspberry Pi AI HAT+とSSD新製品のラインナップ

Raspberry Pi財団は2024年10月24日、Hailo 8/8L AIアクセラレーターを搭載したRaspberry Pi 5用の拡張基板「Raspberry Pi AI HAT+」を発表した。株式会社スイッチサイエンスでも13TOPS版が13,310円、26TOPS版が20,350円で販売を開始している。[1]

Raspberry Pi AI HAT+は、Raspberry Pi 5上で優れた推論性能を発揮することが可能な製品となっており、Raspberry Pi AI KitのHATとモジュールが一体化した後継品として位置づけられている。この製品により、AIアプリケーションの開発がより効率的になるだろう。

さらにRaspberry Pi SSD KitとRaspberry Pi SSDの新製品4種も発売される。SSD KitはSSDとM.2 HAT+がセットになっており、開封後すぐにRaspberry Pi 5と接続できる利便性の高い製品となっている。256GB版と512GB版の2種類がラインナップされている。

Raspberry Pi新製品の性能まとめ

AI HAT+ 13TOPS版 AI HAT+ 26TOPS版 SSD Kit 256GB SSD Kit 512GB
価格(税込) 13,310円 20,350円 8,030円 10,670円
型番 RPI-SC1430 RPI-SC1468 RPI-SC1675 RPI-SC1676
ランダム読込性能 - - 40000 IOPs 50000 IOPs
ランダム書込性能 - - 70000 IOPs 90000 IOPs
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AIアクセラレーターについて

AIアクセラレーターとは、人工知能の処理を高速化するために特化した専用プロセッサーのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • AI処理に最適化された演算ユニット構成
  • 高速な並列処理による推論性能の向上
  • 効率的なリソース管理による省電力化

Raspberry Pi AI HAT+に搭載されているHailo 8/8L AIアクセラレーターは、最大26TOPSの処理性能を実現する高性能なAIアクセラレーターとなっている。Raspberry Pi 5と組み合わせることで、エッジデバイスでの機械学習タスクを効率的に実行することが可能だ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「Raspberry Pi財団が2024年10月24日に新製品「Raspberry Pi® AI HAT+」を発表、SSD新製品とともにスイッチサイエンスウェブショップでも販売開始 | 株式会社スイッチサイエンスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000178.000064534.html, (参照 24-10-26).

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