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公開：2024-10-30

TBKグループがタイで初のアルミ重力鋳造製品の量産を開始、年間50万台規模のターボチャージャー部品生産へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• TBKKがアルミ重力鋳造製品の量産を開始
• 年間50万台超のターボチャージャー部品を生産
• GDC鋳造から組立までの一貫生産体制を確立

TBKKの新工場でアルミ重力鋳造製品の量産開始

株式会社TBKの連結子会社TBKK (Thailand) Co., Ltd.は、IHI Turbo (Thailand) Co., Ltd.向けのアルミ重力鋳造製品の量産を2024年10月29日より開始した。TBKグループとして初となるアルミ重力鋳造製品で、ターボチャージャー用コンプレッサーハウジングの年間生産規模は50万台を超える見込みとなっている。^[1]

TBKK新工場では、GDC鋳造から型製作、中子成型、熱処理、加工、組立までの一貫生産体制を構築している。注湯やバリ取り工程、設備監視などの自動化やロボット化により、製品品質の安定化と作業効率の向上を実現した。

TBKKはタイ国内でも数少ない日系企業の高い品質要求に応えられるGDCサプライヤーを目指している。ハイブリッドやEV向けの次世代自動車部品の需要に対応し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させる方針だ。

TBKKの新工場生産体制まとめ

TBK公式サイトはこちら

アルミ重力鋳造について

アルミ重力鋳造とは、溶融したアルミニウムを金型に自然落下させて成形する鋳造方法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 高い寸法精度と優れた表面品質を実現
• 複雑な形状の部品製造が可能
• 自動車部品などの量産に適している

TBKKの新工場では、アルミ重力鋳造技術を活用してターボチャージャー用コンプレッサーハウジングの生産を行っている。自動化とロボット化により品質の安定化を実現し、年間50万台以上の生産体制を確立することで、次世代自動車部品の需要に対応している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「TBKグループ初「アルミ鋳造製品」を量産開始 | 株式会社TBKのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000151617.html, (参照 24-10-30).

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