ドクターズとビーウィズが資本業務提携、Doctors Station®活用で企業向けウェルビーイング事業に着手

text: XEXEQ編集部

PR TIMES より

記事の要約
ドクターズとビーウィズの資本業務提携によるウェルビーイング事業の展開
Doctors Station®について
企業向けウェルビーイング事業に関する考察
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記事の要約

ドクターズとビーウィズが資本業務提携を締結
Doctors Station®を活用した企業向けウェルビーイング事業に着手
パソナグループもドクターズに出資し3社で連携

ドクターズとビーウィズの資本業務提携によるウェルビーイング事業の展開

ドクターズ株式会社とビーウィズ株式会社は資本業務提携を締結し、Doctors Station®を活用した企業向けウェルビーイング事業の強化に乗り出した。両社は従業員の健康診断結果管理や受診勧奨に加え、健康維持・増進に必要な予防啓発や治療支援までを総合的なサービスとして提供する予定だ。^[1]

本サービスで提供する医療・ヘルスケアアプリは、Doctors Station® OEM及びDoctors Station® DXをベースとして開発される。このアプリは健康診断データやユーザーの入力データに基づく医療相談や疾患啓発、診療支援を提供することで、利用者の生活の質向上と企業の生産性向上に寄与する。

さらに、ビーウィズの親会社であるパソナグループもドクターズに出資し、3社で連携してウェルビーイング事業を推進する。この連携により、ヘルステックBPOの強化と共に、パソナが持つ企業向け健康経営支援及び地方自治体と連携した地域医療支援の領域に向けたソリューション開発も行われる予定だ。

	ドクターズ	ビーウィズ	パソナグループ
主な事業内容	デジタルヘルスサービスの総合支援	カスタマーサービスのDX化支援	人材サービス、健康経営支援
提供サービス	Doctors Station®	Omnia LINK、Bewith Digital Work Place	企業向け健康経営支援、地域医療支援
連携における役割	医療・ヘルスケアアプリ開発	BPOサービス提供	ソリューション開発、事業展開

Doctors Station®について

Doctors Station®とは、ドクターズ株式会社が提供するオンライン医療支援プラットフォームのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

医療セキュリティやコンプライアンスに準拠したクラウドシステム
医療・ヘルスケアサービスを簡単、セキュア、スピーディに構築可能
医療機器やウェアラブルデバイスとの自由な接続が可能

Doctors Station®は、OEM版とDX版の2種類が提供されている。OEM版は、医療・ヘルスケアサービスを迅速に構築するためのプラットフォームであり、外部アプリやサービスとのシステム連携が可能だ。一方、DX版は大規模なプラットフォーム型の医療・ヘルスケアビジネスを実現するためのものであり、バックエンドレベルでのカスタマイズやトランザクションデータの活用が可能となっている。

企業向けウェルビーイング事業に関する考察

企業向けウェルビーイング事業の展開は、従業員の健康管理と企業の生産性向上を両立させる可能性を秘めている。しかし、個人の健康データの取り扱いに関するプライバシー保護や、健康経営の効果測定の難しさなど、克服すべき課題も存在するだろう。特に、従業員の健康情報の利用範囲や、データセキュリティの確保については、慎重な対応が求められる。

今後、AIやビッグデータ解析を活用した個別化された健康アドバイスの提供や、ウェアラブルデバイスとの連携強化など、より高度な機能の追加が期待される。また、メンタルヘルスケアや働き方改革と連動したサービス展開も、ウェルビーイング事業の重要な方向性となるだろう。これらの機能拡充により、企業の健康経営の実効性が高まり、従業員の健康意識向上にもつながる可能性がある。

ドクターズ、ビーウィズ、パソナグループの3社連携は、医療・健康分野とビジネス支援サービスの融合という点で注目に値する。今後は、この連携を活かした新たなビジネスモデルの創出や、地域医療支援への展開など、社会的インパクトのある事業展開に期待が寄せられる。健康経営の浸透と共に、企業向けウェルビーイング市場の拡大が予想される中、3社の取り組みが業界のスタンダードとなる可能性も秘めている。