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公開：2024-11-01

ファインディがFindy Team+ Award 2024を開催、約450社から開発生産性に優れた48社を表彰

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Findy Team+ Award 2024で48社を表彰
• 開発生産性の優れた組織を3部門で評価
• 金融・自動車産業など5社の事例を発表

開発生産性に優れたエンジニア組織の表彰式開催

ファインディ株式会社は2024年10月31日、エンジニア組織支援SaaS「Findy Team+」を通じて開発生産性が優れた企業を表彰する「Findy Team+ Award 2024」を開催した。システムの老朽化やIT人材不足が深刻化する中で、ソフトウェア開発の重要性が増していることを背景に開催されたイベントである。^[1]

Organization Award、Team Award、Frontier Awardの3部門で計48社が表彰され、優れた開発者体験や自己組織化の促進を実現する先進的な取り組みが評価された。特に金融業界における柔軟な開発スタイルへの転換や自動車産業における開発生産性向上プロジェクトなど、意欲的な取り組みが発表された。

表彰式では、株式会社カケハシのスプリントゴール設定事例や株式会社サイバー・バズのデプロイ頻度向上事例など、具体的な成功事例が共有された。楽天カード株式会社のトランクベース開発への移行事例など、大規模な組織変革の取り組みも紹介されている。

Findy Team+ Award 2024の表彰部門まとめ

Findy Team+ Award 2024の詳細はこちら

開発生産性スコアについて

開発生産性スコアとは、デプロイ頻度や変更のリードタイムなどの開発アウトプットを基にスコア化した指標のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 定量的なデータに基づく組織パフォーマンスの評価
• 開発プロセスの効率性の可視化
• 組織コンディションの客観的な把握

Findy Team+では約450社の企業で開発生産性スコアを活用しており、組織の改善活動や採用活動に活用されている。特に大規模言語モデルの活用やエンジニア組織の内製化、アジャイル開発へのシフトなど、様々な組織変革の効果測定に役立てられている。

Findy Team+ Award 2024に関する考察

開発生産性の可視化と評価基準の確立は、エンジニア組織の健全な発展において重要な役割を果たしている。特に金融業界や自動車産業など、従来型の産業においても開発生産性向上への取り組みが活発化しており、デジタルトランスフォーメーションの加速が期待できる。

一方で、開発生産性の向上が単なる効率化だけでなく、エンジニアの働き方や組織文化にも大きな影響を与える可能性がある。特にアジャイル開発やトランクベース開発などの新しい開発手法の導入においては、チームメンバーの意識改革や組織全体のプロセス変更が必要となるだろう。

今後はデータに基づく組織改善がさらに進み、エンジニアの働きがいや組織の持続可能性にも焦点が当てられることが予想される。特に人的資本経営の観点から、開発生産性と人材育成の両立が重要なテーマとなっていくだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「開発生産性が優れたエンジニア組織を表彰「Findy Team+ Award 2024」〜約450社・20,000チームから、多様な観点で優れた48社を選出〜 | ファインディ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000045379.html, (参照 24-11-01).

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