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TOPPANが自治体向けメタバースサービスメタパ for 自治体を発表、11月5日から本格展開へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • TOPPANが自治体向けメタバースサービスを提供開始
  • メタパをベースに自治体専用機能を実装
  • 11月5日から提供を開始し行政業務の効率化を実現

TOPPANが自治体向けメタバースサービスの提供開始を発表

TOPPAN株式会社は2021年12月から提供しているメタバースモールサービス「メタパ」をベースに、自治体向けメタバースサービス「メタパ for 自治体」を2024年11月5日より提供開始することを発表した。このサービスは導入自治体が手軽に操作できる管理画面からのコンテンツ更新や24時間対応のAI窓口などの機能を実装している。[1]

メタパ for 自治体では、管理画面から手軽にメタバース空間内のコンテンツ更新が可能になり、災害情報やイベント告知などのタイムリーな情報発信を実現することができる。また3Dアバター自動生成サービスMetaCloneアバターと連携したアバターの生成も支援することで、首長やマスコットキャラクターなどのオリジナルアバターを活用した体験を提供できるようになった。

TOPPANは本サービスの提供を通じて自治体におけるメタバースの利用拡大を推進していく方針だ。すでに第一弾として愛知県名古屋市に採用され、ひきこもり支援のためのメタバース空間を提供している。今後は住民のアカウント登録や管理が可能な窓口・電子申請業務向けのセキュリティ強化や防災訓練の体験機能等を実装する予定である。

メタパ for 自治体の機能まとめ

コンテンツ管理 AI窓口対応 アバター機能 セキュリティ
主な特徴 管理画面からの更新 24時間対応可能 3Dアバター自動生成 ISO27017認証取得
利用シーン 災害情報発信 住民からの問い合わせ イベント開催 個人情報管理
対応機能 テキスト・画像更新 RAGによる自動回答 VRMファイル対応 ログ取得・保存

メタバースについて

メタバースとは、仮想空間上に構築された3次元の仮想環境を指し、ユーザーがアバターを通じて他のユーザーとコミュニケーションを取ることができるプラットフォームである。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 現実世界とは異なる空間での体験や活動が可能
  • 距離や物理的制約を超えた交流やイベント開催
  • デジタル技術を活用した新しいコミュニケーション手段

メタバースサービスの導入により、自治体は住民サービスの向上や行政事務の効率化を実現することが可能になる。TOPPANが提供するメタパ for 自治体では、セキュリティ面での国際標準規格ISO27017認証を取得しており、安全かつ安心な環境でメタバース空間を活用することができるのだ。

参考サイト

  1. ^ TOPPANホールディングス株式会社. 「TOPPAN、自治体向けメタバースサービス「メタパ® for自治体」の提供開始 | TOPPANホールディングス株式会社」. https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2024/10/newsrelease241030_2.html, (参照 24-11-01).
  2. Meta. https://about.meta.com/ja/

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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