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公開：2024-11-02

類学舎が繊維専門商社ヤギ社との探究学習で環境問題に取り組み、生徒たちが回収・再生のアイデアを提案

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 類学舎の生徒チームが探究学習の成果を発表
• 繊維の回収・再生に関するアイデアを提案
• 環境問題への意識向上と具体的な行動を促進

繊維専門商社ヤギ社と類学舎の探究学習で環境意識が向上

株式会社類設計室の全日制フリースクール類学舎は、繊維専門商社ヤギ社との探究学習講座を2024年5月末から約4カ月間実施し、9月27日に最終成果発表会を開催した。小学5年生から高校3年生までの4人の生徒たちが、繊維の回収と再生について学び、具体的な提案をまとめ上げたのだ。^[1]

探究学習講座では、繊維業界最前線で働くヤギ社とアミアズ社から直接指導を受け、環境問題に関するデータや事実を徹底的に調査した。古着シャツの解体と素材分別のワークショップを通じて、繊維リサイクルの現状と課題について深い理解を得ることが出来たのである。

発表会では、古着回収ボックスの設置拡大と回収された素材の製品化という具体的な提案がなされた。約80人の観覧者から多くの質問や意見が寄せられ、SNSでの情報発信や割引券による回収促進など、実践的なフィードバックを得ることに成功している。

類学舎の探究学習講座の成果まとめ

類学舎の詳細はこちら

サーキュラーエコノミーについて

サーキュラーエコノミーとは、従来の一方通行型の経済モデルに代わる循環型の経済システムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 資源を効率的に利用し廃棄物を最小限に抑制
• 製品のリユースやリサイクルを促進
• 環境負荷を低減しながら経済成長を実現

繊維産業におけるサーキュラーエコノミーの実現には、回収システムの整備と再生技術の向上が不可欠となっている。類学舎とヤギ社の取り組みは、次世代を担う子どもたちが環境問題を主体的に考え、具体的な解決策を提案する貴重な機会となったのである。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【子どもたちによるSDGs探究学習】類学舎の生徒チームがこのほど、繊維専門商社ヤギ社との「探究学習講座」最終回で、学びの成果を発表。～繊維の回収・再生のアイデアをプレゼンしました～ | 株式会社　類設計室のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000029522.html, (参照 24-11-02).

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