ジェネシア・ベンチャーズが投資先スタートアップ向けにメンタルヘルス・ハラスメントの外部相談窓口を設置、ESG経営支援を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

ジェネシア・ベンチャーズがESGソリューションを提供開始
投資先スタートアップ向けに外部相談窓口を設置
メンタルヘルスとハラスメントの相談に24時間対応

ジェネシア・ベンチャーズのESG投資支援とWith Midwifeの外部相談窓口導入

株式会社ジェネシア・ベンチャーズは投資先スタートアップの経営支援強化を目的として、With Midwifeの企業伴走型支援サービス『The CARE』を活用した外部相談窓口を2024年11月1日より提供開始した。この施策はESG投資方針に基づく各種サービス群の一環として導入され、メンタルヘルスやハラスメントの相談に24時間365日体制で対応する体制を整備している。^[1]

投資先スタートアップ企業の従業員は過密なスケジュールや高いストレスレベルに晒されており、メンタルヘルスケアの必要性が高まっている状況が背景にある。スタートアップでは若い世代や女性起業家が増加傾向にあり、子育てや介護などのライフイベントとの両立支援や、フラットな組織構造に起因するハラスメント対策の重要性が指摘されている。

ジェネシア・ベンチャーズはPRI（責任投資原則）への署名とESG投資方針の策定を通じて、投資先企業の持続的な価値向上を目指している。ESGソリューションの提供開始以降、公益通報制度社外窓口やハラスメント対策、労務管理など多岐にわたる支援を展開しており、今回の外部相談窓口の設置によってさらなる支援体制の強化を図るものだ。

The CAREサービスの機能まとめ

項目	詳細
相談対応	看護師・助産師・保健師による24時間365日体制
提供機能	チャット・ビデオ通話での匿名相談、コラム配信、ウェルネス診断
対象範囲	投資先企業の経営者、従業員、家族まで幅広く対応
利用料金	投資先スタートアップの利用は無料（弁護士費用等は別途）

ESG投資方針の詳細はこちら

ESG投資方針について

ESG投資方針とは、企業の環境（Environment）、社会（Social）、ガバナンス（Governance）への取り組みを評価し、投資判断に組み込む投資方針のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

長期的かつ持続的な企業価値向上を重視
社会課題の解決と経済的リターンの両立を目指す
投資先企業の非財務情報も重要な評価対象

ジェネシア・ベンチャーズのESGソリューションは、組織リソースが限られた初期段階のスタートアップによるESG経営を支援するためのサービス群として展開されている。外部相談窓口の設置により、メンタルヘルスやハラスメントなどの社会的課題に対する支援体制を強化し、投資先企業の持続可能な成長を促進することが期待されている。

参考サイト

^ PR TIMES. 「シードVCのジェネシア・ベンチャーズ、メンタルヘルスやハラスメントの相談に対応する外部相談窓口機能を投資先スタートアップ向けに提供開始 | 株式会社ジェネシア・ベンチャーズのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000146.000056091.html, (参照 24-11-02).

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