KAGOYAがNASストレージレンタルを拡充、2TBから48TBまでの大容量オプションで効率的なデータ管理を実現
PR TIMES より
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記事の要約
- KAGOYAがNASストレージレンタルのラインナップを拡充
- 2TBから48TBまでの容量オプションを提供開始
- データ転送料金が無料でコストパフォーマンスが向上
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KAGOYAのNASストレージレンタルサービス拡充
カゴヤ・ジャパン株式会社は大容量ファイルやバックアップデータの効率的な管理を目指し、プライベートクラウドサービス「FLEX」のNASストレージレンタルのラインナップを2024年11月6日に拡充した。新たに24TBと48TBの大容量タイプが追加され、初期費用0円で月額費用も競争力のある価格設定となっているのが特徴だ。[1]
NASストレージレンタルは動画や写真、図面などの大容量ファイルやバックアップデータをクラウドで効率的に管理したい企業向けのソリューションとなっている。高性能なQNAP製NASを採用しており、RAID1およびRAID6構成によりデータの信頼性を確保することが可能である。
またプライベートクラウドサービス「FLEX」のサーバーにネットワーク接続することで、お客様専有でNASストレージを利用することができるようになっている。LAN接続された複数のサーバーからアクセスが可能で、複数ストレージを同時に利用できる仕様となっているのだ。
NASストレージレンタルの料金プラン
容量 | RAID構成 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
2TB | 2TB×2(RAID1) | 11,000円 |
4TB | 4TB×2(RAID1) | 18,700円 |
8TB | 4TB×4(RAID6) | 24,200円 |
16TB | 8TB×4(RAID6) | 37,400円 |
24TB | 4TB×8(RAID6) | 88,000円 |
48TB | 8TB×8(RAID6) | 110,000円 |
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RAIDについて
RAIDとはRedundant Arrays of Independent Disksの略で、複数のハードディスクを組み合わせてデータの冗長性と可用性を高める技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 複数のディスクを1つの論理ドライブとして扱える
- データの読み書き速度が向上する
- ディスク障害時のデータ保護が可能
KAGOYAのNASストレージレンタルではRAID1とRAID6という2種類のRAID構成を採用している。RAID1は2台のディスクに同じデータを書き込むミラーリング方式で、RAID6は複数のディスクにパリティデータを分散して保存することでより高い冗長性を実現している構成だ。
NASストレージレンタルに関する考察
KAGOYAのNASストレージレンタルは、データ転送料金が無料である点が大きな強みとなっている。大手パブリッククラウドでは転送量に応じた課金が発生するため、大容量データを頻繁にやり取りする企業にとってはコスト面での負担が大きくなるだろう。
今後の課題としては、ストレージ容量の柔軟な拡張機能の実装が挙げられる。ビジネスの成長に伴いデータ量が急増した際、現在の固定容量プランでは迅速な対応が難しい可能性があるためだ。オートスケーリング機能の追加など、より柔軟なストレージ管理機能の実装が期待される。
またマルチリージョン対応も検討に値する機能拡張となるだろう。災害対策やグローバル展開を見据えた企業にとって、データの地理的分散は重要な要件となっている。KAGOYAの国内自社データセンターという強みを活かしつつ、より高度なデータ保護機能の提供が望まれる。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「KAGOYA、定額制大容量クラウドストレージ「NASストレージレンタル」ラインナップを大幅拡充 | カゴヤ・ジャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000010358.html, (参照 24-11-07).
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