バーチャレクスがinspirX 5.8を提供開始、生成AI連携とWebAuthn対応で顧客対応の効率化とセキュリティ強化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

バーチャレクスがinspirX 5の最新バージョン5.8を提供開始
生成AIや他社ソリューションとの標準連携を強化
WebAuthn対応でセキュリティを向上

バーチャレクスのinspirX 5.8が顧客対応の効率化を実現

バーチャレクス・コンサルティング株式会社は次世代コンタクトセンター統合基盤の第一弾として、CRMソフト「inspirX 5」の最新バージョン5.8を2024年11月5日にリリースした。カスタマイズ項目数を200項目に増加させ、正規表現による入力値のバリデーションや必須項目定義の設定改善など、業務シナリオの変化に柔軟に対応できる機能を実装している。^[1]

WebAuthnへの対応により認証デバイスを使用したパスワードレス認証とパスワード認証の併用による二要素認証が可能になった。セキュリティ要求の高まりに応える形で、顧客情報の保護を強化することで安全な顧客対応環境を実現したのだ。

生成AIとの連携においては、ChatGPTなどによる音声認識の要約結果をinspirX 5に取り込むAPIを構築し履歴として自動登録できるようにした。クラウドPBX「BIZTEL」との連携では音声認識データをChatGPTで要約し顧客対応画面に表示することで、オペレーターの生産性向上を促進している。

inspirX 5.8の機能強化まとめ

項目	詳細
カスタマイズ機能	項目数200増加、正規表現によるバリデーション対応
セキュリティ強化	WebAuthn対応、二要素認証の実装
データ取込機能	関連する二種類の履歴データの取込機能強化
パフォーマンス	顧客対応画面の表示速度が最大80%向上
AI連携	ChatGPTによる音声認識要約の自動登録機能

WebAuthnについて

WebAuthnとは、Webブラウザ上で生体認証や物理セキュリティキーなどの認証デバイスを使用した安全な認証を実現する標準規格のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

パスワードレス認証によるセキュリティ向上
生体認証や物理セキュリティキーの利用が可能
フィッシング攻撃への耐性が高い

WebAuthnはパスワードレス認証を実現する次世代の認証技術として注目を集めており、inspirX 5.8ではこの技術を採用することで顧客情報のセキュリティを強化している。従来のパスワード認証と組み合わせることで、より堅牢な二要素認証を実現し、コンタクトセンターでの安全な顧客対応を可能にしている。

参考サイト

^ PR TIMES. 「バーチャレクス、「次世代コンタクトセンターIT統合基盤」の提供を目指し、第一弾としてコンタクトセンターCRMソフト「inspirX 5」最新バージョン5.8提供開始 | バーチャレクス・コンサルティング株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000000699.html, (参照 24-11-07).

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