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アドバンテックがNFC対応バッテリーレス電子ペーパー3モデルを発表、物流倉庫やスマートファクトリーの運用効率化に貢献

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

アドバンテックがNFC対応バッテリーレス電子ペーパー3モデルを発表、物流倉庫やスマートファクトリーの運用効率化に貢献

PR TIMES より


記事の要約

  • アドバンテックがバッテリーレス電子ペーパー3モデルを発表
  • NFCに対応し簡単な操作で表示データの書き換えが可能
  • IP68規格準拠の高い信頼性と耐久性を実現

アドバンテックのNFC対応バッテリーレス電子ペーパー3モデル発売

アドバンテック株式会社は物流倉庫やスマートファクトリー向けにNFCに対応したバッテリーレス電子ペーパーソリューション「EPD-302」「EPD-303」「EPD-304」の3モデルを2024年11月6日に発表した。NFCリーダー・ライターにかざすだけで表示データの書き換えが可能で、市販のNFC対応ハンディターミナルなどでも操作できる利便性の高い製品となっている。[1]

バッテリーレス設計により電子ペーパーモジュールには電源を搭載する必要がなく、物流倉庫や工場における商品管理から病院での食事提供まで幅広い用途に対応することが可能となった。従来の紙による識別や行先管理から環境に優しい電子ペーパーへの移行を促進するソリューションである。

サンプルコードやNFCエージェントツールの無償提供により、システムインテグレータによるシステム統合をサポートしている。さらにテンプレート設計や表示データ転送用のAndroid/iOSアプリケーションも無償で提供され、スマートフォンやハンディターミナルからの更新作業をスムーズに実行できる。

バッテリーレス電子ペーパー3モデルの仕様まとめ

EPD-302 EPD-303 EPD-304
表示可能色 2色(白/黒) 3色(白/黒/赤) 4色(白/黒/赤/黄)
プロセッサ ARM Cortex M0+ ARM Cortex M0+ ARM Cortex M0+
表示更新時間 約3秒 約13秒 約13秒
防水防塵性能 IP68準拠 IP68準拠 IP68準拠

NFCについて

NFCとは近距離無線通信技術(Near Field Communication)の略称で、データの読み書きを非接触で行うことができる通信規格である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 13.56 MHzの周波数帯を使用した近距離通信
  • 非接触でのデータ送受信が可能
  • 低消費電力での通信を実現

アドバンテックの電子ペーパーではISO/IEC 15693規格に準拠したNFCを採用しており、市販のNFC対応機器との互換性を確保している。このNFC技術により、バッテリーレスでの表示データ更新を実現し、環境負荷の低減と運用コストの削減を可能にしている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「アドバンテック、工場倉庫や装置の表示に、バッテリーレス電子ペーパーを発表 | アドバンテック株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000132.000073476.html, (参照 24-11-07).

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