公開:

NECマグナスがデュアルSIM対応IoTルーターuM350Rを発表、2025年4月から提供開始で通信の安定性向上へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • NECマグナスがIoT/M2M向けLTEルーターを発表
  • デュアルSIM対応のuM350Rを2025年4月提供開始
  • NTTドコモなど主要キャリアに対応予定

NECマグナスが新型IoTルーターの提供開始を発表

NECマグナスコミュニケーションズは、IoT/M2M市場向けルーター「uMシリーズ」の新製品としてデュアルSIM対応のLTEルーター「uM350R」を2025年4月より提供開始すると発表した。新製品は警備・警送やスマートエネルギー、EV充電などの用途での活用を見込んでいる。[1]

uM350Rは2つのSIMスロットに異なるキャリアのSIMを搭載することが可能で、NTTドコモやKDDI、ソフトバンク、楽天モバイルなどの主要キャリアに対応する。これにより通信障害時でも回線切替による安定した接続を実現できるようになった。

新製品はPoE給電対応のLANポートを2ポート搭載し、そのうち1ポートはIEEE802.3afに準拠したPoE給電が可能となっている。また920MHz帯を利用するIEEE802.11ahをサポートし、広範囲での無線ネットワーク構築にも対応している。

uM350Rの主な機能まとめ

項目 詳細
対応キャリア NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル、地域BWA、MVNO各社
SIM対応 デュアルSIM対応、キャリア冗長SIM対応
LANポート 100BASE-TX/10BASE-T×2ポート(うち1ポートPoE給電対応)
無線LAN IEEE802.11ah(920MHz帯)、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応
主な用途 警備・警送、スマートエネルギー、EV充電などのIoT/M2M市場向け

デュアルSIMについて

デュアルSIMとは、1台の端末で2枚のSIMカードを同時に利用できる機能のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 異なる通信事業者のSIMを同時に利用可能
  • 通信障害時の冗長性確保が可能
  • 用途に応じて回線を使い分けることが可能

NECマグナスのuM350Rではデュアルシムを採用することで、通信障害発生時にも別の通信事業者の回線に自動で切り替えることができる。これにより警備・警送やスマートエネルギー、EV充電などの重要なIoTシステムでも安定した通信を確保することが可能となっている。

参考サイト

  1. ^ NECマグナスコミュニケーションズ. 「uM350R(2025年4月リリース予定) | NECマグナスコミュニケーションズ」. https://www.necmagnus.com/products/iotm2m/um350r.html, (参照 24-11-07).
  2. NEC. https://jpn.nec.com/

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「IoT」に関するコラム一覧「IoT」に関するニュース一覧
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。