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Raspberry Pi財団が7型タッチディスプレイ新モデルを発表、高解像度化と5点マルチタッチで操作性が向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • Raspberry Pi財団が7型タッチディスプレイ新モデルを発表
  • 1,280×720ドットの非光沢TFT液晶を採用
  • スイッチサイエンスが1万2,430円で国内販売

Raspberry Pi財団の新型タッチディスプレイ発表

Raspberry Pi財団は純正の7型タッチディスプレイ「Raspberry Pi Touch Display 2」を2024年11月5日に発表した。このディスプレイは1,280×720ドットの非光沢TFT液晶を搭載し、Raspberry PiのGPIOとDSIポートに接続することで電源と映像入力が可能になっている。[1]

Raspberry Pi Touch Display 2は、タブレットのようなインタラクティブなプロジェクトやエンターテインメントシステム、インフォメーションのダッシュボードなどに最適な製品となっている。Raspberry Pi OSのタッチスクリーンドライバにより、5点マルチタッチとスクリーンキーボードをサポートしており、キーボードやマウスなしでの操作が可能だ。

本製品はRaspberry Pi 1B+以降のすべてのフルサイズRaspberry Piで利用可能となっている。付属品として電源用2ピンハーネス、本体接続用15ピンケーブル、固定用ねじなどが同梱され、追加の電源供給が不要なシンプルな構成を実現している。

Raspberry Pi Touch Display 2の仕様まとめ

項目 詳細
ディスプレイサイズ 7インチ
解像度 720 x 1280 px
画面有効エリア 155 mm x 88 mm
視野角 85°
タッチパネル 静電容量式5点マルチタッチ
対応機種 1B+以降の全てのフルサイズRaspberry Pi

静電容量式マルチタッチパネルについて

静電容量式マルチタッチパネルとは、人体の静電容量の変化を検知して入力を認識するタッチパネル方式のことである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 複数の指による同時入力が可能
  • 高い感度と応答速度を実現
  • 耐久性に優れた表面処理

Raspberry Pi Touch Display 2に採用された静電容量式タッチパネルは、5点までの同時タッチを認識することができる。この技術により、ピンチイン・ピンチアウトなどのマルチタッチジェスチャーやスクリーンキーボードでの快適な入力操作が可能となっている。

Raspberry Pi Touch Display 2に関する考察

Raspberry Pi Touch Display 2の発表は、組み込み開発やDIYプロジェクトの可能性を大きく広げる重要な一歩となっている。特に解像度が向上したことで、より高品質なユーザーインターフェースの実装が可能になり、プロフェッショナルな用途での活用も期待できるだろう。

今後の課題としては、視野角の改善や屋外での視認性向上が挙げられる。現状の85度という視野角は、一部の用途では制限となる可能性があり、将来的なモデルではこれらの改善が望まれる。また、タッチパネルの精度や応答速度についても、継続的な改良が期待される。

将来的には、より高解像度のモデルやより大きなサイズのバリエーション展開も検討に値する。Raspberry Piの用途が多様化する中、ディスプレイオプションの充実は重要な要素となっており、今後の製品展開から目が離せない。

参考サイト

  1. ^ スイッチサイエンス. 「Raspberry Pi Touch Display 2 — スイッチサイエンス」. https://www.switch-science.com/products/9940, (参照 24-11-07).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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