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インテリジェント ウェイブがNET+1のAWS対応開発を開始、金融DXの促進に向け2025年4月提供へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

インテリジェント ウェイブがNET+1のAWS対応開発を開始、金融DXの促進に向け2025年4月提供へ

PR TIMES より


記事の要約

  • IWIがNET+1のクラウド対応開発を開始
  • AWS対応を実施し2025年4月頃に提供開始
  • 国内大手カード会社でトップシェアを獲得

決済ネットワーク接続認証システムNET+1がAWS対応へ

インテリジェント ウェイブは決済ネットワーク接続・認証システムNET+1のクラウド対応開発を2024年11月7日に開始した。この開発ではAWSへの対応を実施し、24時間365日無停止での稼働と高速処理を実現するシステムの提供を目指している。[1]

NET+1は30年以上にわたりFEP領域で重要な役割を担い、国内大手カード会社においてトップシェアを獲得している。キャッシュレス決済の増大に伴い、カード会社を含む金融企業においてシステムのモダナイズやオープン化、クラウド化の検討が急務となっているのだ。

AWSへの対応開発は2025年4月頃に完了する予定で、カード会社や銀行をはじめとする金融機関向けに販売を進める。AWS以外のクラウドへの対応やNET+1の機能追加なども検討しており、金融機関のDXに貢献していく方針だ。

NET+1のクラウド対応まとめ

項目 詳細
開発開始日 2024年11月7日
提供開始予定日 2025年4月頃
対応クラウド AWS(その他クラウドは今後検討)
主な特徴 24時間365日無停止、高速処理、高可用性、耐障害性
対象顧客 カード会社、銀行などの金融機関

FEPについて

FEPとはFront End Processorの略称で、カード決済における重要な役割を担うシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • カード会社と各種決済ネットワークの接続を実現
  • カードの利用認証処理を実行
  • 24時間365日無停止での運用が必要

NET+1はFEP領域において30年以上の実績を持ち、国内大手カード会社でトップシェアを獲得している。オンプレミス環境で高可用性と耐障害性を実現してきたNET+1がAWS対応を開始することで、金融機関のクラウド化ニーズに応えることが可能になるだろう。

NET+1のAWS対応に関する考察

NET+1のAWS対応開発は、金融業界全体のDX推進において重要な一歩となる可能性が高い。特にカード決済システムのクラウド移行は、システムの柔軟性向上とコスト最適化を実現する上で大きな意味を持つだろう。ただし、セキュリティとパフォーマンスの両立が重要な課題となるはずだ。

クラウド環境における決済システムの運用では、データセンターの地理的分散やバックアップ体制の構築が不可欠となる。AWS対応によって実現される高可用性と耐障害性は、金融機関のBCP対策強化にも貢献するはずだ。また、将来的には他のクラウドプラットフォームへの対応も視野に入れることで、マルチクラウド環境での柔軟な運用も可能になるだろう。

今後はAI技術との連携やAPIエコノミーへの対応など、新たな技術トレンドへの適応も求められる。NET+1のクラウド対応は、金融DXの加速に向けた重要な転換点となり、決済インフラの進化を促進する可能性を秘めているのだ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「【国内トップシェア】決済ネットワーク接続・認証システム「NET+1」のクラウド対応の開発を開始 | 株式会社インテリジェント ウェイブのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000107.000084379.html, (参照 24-11-08).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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