Resilireが約4億円のデットファイナンスを実施、サプライチェーンリスク管理クラウドの開発加速へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

Resilireが約4億円のデットファイナンスを実施
サプライチェーンリスク管理クラウドの機能開発を加速
累計調達金額が約13億円に到達

Resilireのサプライチェーンリスク管理クラウドとデットファイナンス実施

株式会社Resilireは日本政策金融公庫や商工組合中央金庫、東京スター銀行から約4億円の新株予約権付融資を2024年11月7日に実行された。サプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire」は直接取引先だけでなく二次取引先以降のサプライヤーまで可視化し、有事の際の影響調査を可能にするサービスだ。^[1]

大手製造企業からは供給リスクを加味した購買戦略の立案と計画策定が可能になったという評価を得ている。リスク発生時の影響把握期間が3分の1に短縮されるなど、具体的な業務効率化の効果が表れているのだ。

Resilireは2024年4月のシリーズA資金調達を補完する形で今回のデットファイナンスを実施した。調達した資金は機能開発や人材獲得への投資に活用され、世界中の企業が直面するサプライチェーンの課題解決を目指している。

Resilireの機能概要まとめ

項目	詳細
主要機能	サプライチェーンの可視化、リスク検知、影響調査
可視化範囲	直接取引先から二次取引先以降のサプライヤー
効果	影響把握期間が1/3に短縮、購買戦略の立案が容易に
資金調達状況	累計約13億円（デットファイナンス約4億円含む）

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サプライチェーンリスク管理クラウドについて

サプライチェーンリスク管理クラウドとは、企業の調達活動におけるリスクを特定・評価・監視するためのクラウドベースのソリューションのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

サプライチェーン全体の可視化と監視が可能
リアルタイムでのリスク検知と影響評価
データに基づく戦略的な意思決定をサポート

Resilireのサプライチェーンリスク管理クラウドは災害や疾病、地政学的問題などによるサプライチェーン分断のリスクに対応している。製造業におけるサプライチェーンのブラックボックス化を解消し、原材料の不足や生産停止などの課題に対して迅速な対応を可能にするのだ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「サプライチェーンリスク管理クラウドを提供するResilireが資金調達を実施。累計調達金額は約13億円に到達 | 株式会社Resilireのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000044535.html, (参照 24-11-08).

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