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アイネックスがノートPC用ACアダプタをUSB PD対応Type-C電源に変換する2種のパーツを11月20日に発売

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ノートPC用ACアダプタをType-C電源に変換する2種のパーツを発売
  • レノボ/NEC用とデル用の2モデルをラインナップ
  • 両モデルとも実売価格は1,280円から1,480円の見込み

アイネックスがノートPC用ACアダプタをUSB PD対応に変換する2種のパーツを発売

アイネックスは、ノートPCのACアダプタをUSB Power Delivery対応Type-C電源に変換するパーツ2種を2024年11月20日から発売する予定だ。レノボ/NEC用の「DCC-SQREP10」とデル用の「DCC-7909DP10」の2モデルを用意しており、既存のACアダプタを有効活用することが可能になった。[1]

DCC-SQREP10はDC18V以上20V以下の出力で角型DCプラグを持つACアダプタに対応しており、最大100WまでのUSB Type-C対応機器へのPD充電が可能となっている。出力電圧はDC5V、DC9VおよびACアダプタ本体の定格電圧に対応するため、幅広い機器での利用が見込まれる。

本製品はパワーユーザー向けパーツとして位置づけられており、ACアダプタの出力電圧やプラグ形状の確認が必要となっている。また、充電される機器の最大充電電力はACアダプタの最大出力電力を超えない範囲での使用が推奨されており、電力バランスに配慮した運用が求められるだろう。

USB PDアダプタ変換パーツの仕様まとめ

項目 詳細
製品名 DCC-SQREP10(レノボ/NEC用)、DCC-7909DP10(デル用)
出力電圧 DC5V、DC9VおよびACアダプタ本体の定格電圧
最大出力 100W
対応入力電圧 DC18V以上20V以下
サイズ W37×D20.5×H13mm
実売予想価格 1,280円~1,480円

USB Power Deliveryについて

USB Power Deliveryとは、USB Type-C接続での電力供給に関する規格であり、従来のUSB規格と比較して大幅に高い電力供給を実現する技術である。以下のような特徴が挙げられる。

  • 最大100Wまでの電力供給が可能
  • 双方向の電力供給に対応
  • 充電と通信を1本のケーブルで実現

アイネックスの新製品では、このUSB Power Delivery技術を活用することで、従来のACアダプタをUSB Type-C対応機器向けの電源として活用することが可能になっている。最大100Wの出力に対応することで、ノートPCからスマートフォンまで幅広いデバイスの充電に対応することができるだろう。

ACアダプタ変換パーツに関する考察

アイネックスが発表したACアダプタ変換パーツは、既存のACアダプタを有効活用できる点で非常に画期的な製品となっている。特に1,280円から1,480円という価格設定は、新規にUSB PD対応ACアダプタを購入する場合と比較して大幅なコスト削減につながるため、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となるだろう。

一方で、この製品の普及に向けては、対応するACアダプタの出力電圧やプラグ形状の確認が必要不可欠となる。特にパワーユーザー向けパーツとして位置づけられていることから、一般ユーザーへの展開には丁寧な説明と適切なサポート体制の構築が重要となってくるはずだ。

今後の展開としては、対応メーカーの拡大や、より小型化された製品の開発が期待される。特にモバイル環境での使用を考慮した場合、サイズの最適化や携帯性の向上が重要な課題となるため、新たな製品ラインナップの展開にも注目が集まるだろう。

参考サイト

  1. ^ アイネックス | Ainex. 「DCC-SQREP10 | Ainex」. https://www.ainex.jp/products/dcc-sqrep10/, (参照 24-11-08).
  2. NEC. https://jpn.nec.com/

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