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公開：2024-11-09

サイバーソリューションズが月額500円の統合型コミュニケーションツールSecureCommunicationONEを提供開始、セキュリティとコスト削減を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• サイバーソリューションズが統合型コミュニケーションツールを開発
• 月額500円でグループウェアとビジネスメール機能を提供
• 国内2万社400万アカウントの実績を持つ企業が新規参入

SecureCommunicationONEがビジネスコミュニケーションを変革

サイバーソリューションズ株式会社は統合型コミュニケーションツールSecureCommunicationONEを2024年11月8日より提供開始した。国内2万社400万アカウントの実績を持つ同社が新たに展開するサービスは、グループウェアとビジネスメール機能を統合し、効率的なタイムマネジメントと円滑な社内外連携を実現している。^[1]

SecureCommunicationONEは日本企業向けに特化した国産クラウドメールサービスとして、直感的な操作性と堅牢なセキュリティを備えており、公共機関や大企業での導入実績がある。PPAPに対応した自動ファイル変換機能やアンチウイルス、アンチスパム、標的型攻撃対策などのセキュリティ機能を標準装備している。

月額500円という低価格設定により、全社的な導入がしやすい価格帯を実現しており、シャドーITの防止にも貢献する。グループウェア機能ではスケジュール管理や施設予約、タスク管理、ファイル共有、掲示板など、多彩な機能を柔軟なアクセス権限設定で利用できる。

SecureCommunicationONEの機能まとめ

SecureCommunicationONEの詳細はこちら

PPAPについて

PPAPとはPassword Protected ZIP fileとArchived Password（パスワード付きZIPファイルとパスワードの別送）の略称で、機密性の高いファイルをメールで送信する際の情報セキュリティ対策手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• ファイルをZIP形式で暗号化して送信
• パスワードを別メールで送信し二重化
• 情報漏洩リスクの低減に貢献

SecureCommunicationONEでは、PPAPの手動操作を自動化することでユーザーの作業負担を軽減している。ファイルを添付すると自動的に専用ストレージに保存され、セキュアなダウンロードURLとワンタイムパスワードが生成されることで、より安全なファイル共有が実現できる。

SecureCommunicationONEに関する考察

SecureCommunicationONEの月額500円という価格設定は、中小企業にとって導入のハードルを大きく下げる要因となるだろう。複数のコミュニケーションツールを統合することで、ライセンス費用や運用コストの削減にも貢献し、従業員の学習コストも抑えることができる。

一方で、既存のグループウェアやメールシステムからの移行に際しては、データの移行やユーザーの習熟に時間がかかる可能性がある。移行支援サービスの充実や、段階的な導入を可能にするハイブリッド運用オプションの提供が、導入促進のカギとなるだろう。

今後は、AIを活用した業務効率化機能やモバイルアプリケーションの強化が期待される。特に、スケジュール調整の自動化やメール文章の作成支援など、より高度な機能の追加によって、ビジネスコミュニケーションの質が向上するはずだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「メールシステム&セキュリティで国内２万社/400万アカウントの実績をもつサイバーソリューションズがグループウェアサービス市場に新規参入 | サイバーソリューションズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000200.000003598.html, (参照 24-11-09).

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