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モリテックスチールがケーブル自動巻き取り6kW普通充電器を導入、EV充電の利便性向上へ

text: XEXEQ編集部

モリテックスチールがケーブル自動巻き取り6kW普通充電器を導入、EV充電の利便性向上へ

PR TIMES より


記事の要約

  • モリテックスチールがケーブル自動巻き取り充電器を導入
  • VEEMOアプリと連動した6kW普通充電器を提供
  • スーパーオートバックスMITAKAで快適な充電サービスを実現

モリテックスチールのEV充電サービス向上への取り組み

モリテックスチール株式会社は、株式会社オートバックスセブンとVEEMO株式会社と共同で、EV充電サービスの課題解決に取り組んでいる。この取り組みの一環として、スーパーオートバックスMITAKAに「ケーブル自動巻き取り6kW普通充電器(MEVS-06)」を導入し、VEEMOの駐車予約アプリと連携したサービスを開始した。[1]

MEVS-06は、6kWの出力を持つ普通充電器で、ケーブル自動巻き取り機能を搭載している。この機能により、ユーザーは手や服を汚すことなく充電作業を行うことが可能になった。また、次世代自動車振興センター(NeV)の補助金対象製品であり、拡張ゲートウェイ(別売)を使用することで充電サービスとの連携も可能である。

この充電器の外形寸法は(H)1450mm x (W) 150mm x (D) 400mmで、重量は約46kgとなっている。動作温度範囲は-20℃から40℃で、ケーブル巻き取り動作は5℃以上で可能だ。また、IP54の防塵防水性能を持ち(充電コネクタ部を除く)、LEDバーライトによる状態表示やMODBUS RTU(RS-485)による通信機能も備えている。

ケーブル自動巻き取り6kW普通充電器(MEVS-06)の仕様まとめ

仕様詳細
型式 MEVS-06-7
定格電圧 単相AC200V±10%、50/60Hz
出力電力 6.0kW
定格電流 30A
ケーブル長 最大7m
外形寸法 (H)1450mm x (W) 150mm x (D) 400mm
重量 約46kg

EV充電インフラの進化に関する考察

ケーブル自動巻き取り機能を備えたEV充電器の導入は、充電作業の利便性向上に大きく貢献するだろう。しかし、今後の課題として、充電スタンドの設置場所の拡大や、異なる規格の充電器への対応が挙げられる。特に急速充電器との併設や、海外製EVへの対応など、多様化するニーズに応えるためのインフラ整備が求められるだろう。

新機能として期待されるのは、AIを活用した充電最適化システムだ。電力需要のピーク時を避けて充電を行うスマートチャージング機能や、車両のバッテリー状態に応じた最適な充電プランの提案など、より効率的で環境に配慮した充電サービスの実現が望まれる。また、太陽光発電などの再生可能エネルギーと連携した充電システムの開発も、今後の重要な課題となるだろう。

EVインフラの進化に伴い、充電サービスの予約システムや決済の簡素化など、ユーザー体験の向上も期待される。さらに、充電中の時間を有効活用するためのエンターテインメント機能の搭載や、近隣施設との連携サービスの提供など、充電時間を付加価値の高い時間に変える取り組みにも注目が集まるだろう。これらの進化により、EVの普及がさらに加速し、持続可能なモビリティ社会の実現に向けた動きが加速すると考えられる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「モリテックスチール、VEEMOアプリと連動したケーブル自動巻き取り6kW普通充電器を導入 | モリテックスチール株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000103109.html, (参照 24-08-04).

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