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船場がエシカルデザインウィーク東京2024を開催、サーキュラーエコノミーの社会実装を加速

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

船場がエシカルデザインウィーク東京2024を開催、サーキュラーエコノミーの社会実装を加速

PR TIMES より


記事の要約

  • 船場がエシカルデザインウィークイベントを12月開催
  • 共創型イベントで循環型の空間づくりを推進
  • 内装工事の1次リサイクル率が94%まで向上

船場によるエシカルデザインの推進とサーキュラーエコノミーの実現

株式会社船場は未来にやさしい空間づくりを目指し、2021年よりエシカルデザインを推進してきた。船場では人や地域社会、自然環境に配慮した循環型の空間づくりに取り組み、特にオフィスリニューアルにおいてエシカルデザインを取り入れた設計を行っている。[1]

船場はプラットフォームとなり、サプライチェーンを横断した対話を通じて課題を把握し、循環型空間づくりの仕組みを構築している。製造業やメーカーなどとの共創が加速し、内装工事における1次リサイクル率は2020年の73.3%から94%まで上昇したのだ。

12月5日から7日にかけて、WITH HARAJUKUにて共創パートナーとともにエシカルな未来を考える参加型イベント「エシカルデザインウィーク東京2024」を開催する予定だ。行政や企業団体、教育機関が抱える課題に向き合い、業界を超えた多種多様な分野の専門家とオープンイノベーションによる解決を目指している。

エシカルデザインウィーク東京2024の開催概要

項目 詳細
開催期間 2024年12月5日(木)~7日(土)
開催時間 12月5日12:30~18:00、6日・7日10:00~18:00
会場 WITH HARAJUKU HALL & LIFORK
主催 株式会社船場・株式会社博展
開催内容 カンファレンス、ネットワーキング、展示、ワークショップなど
入場 自由(無料)※一部有料・予約制イベントあり
イベントの詳細・申し込みはこちら

サーキュラーエコノミーについて

サーキュラーエコノミーとは、資源を循環させながら経済活動を行う循環型経済システムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 廃棄物を出さない製品設計と生産プロセス
  • 製品の長寿命化とリサイクルの促進
  • 環境負荷を最小限に抑えた経済活動の実現

船場の取り組みでは、内装工事現場での廃棄物分別や混合廃棄物削減に注力し、1次リサイクル率を94%まで向上させている。さらに中間処分以降のパートナーと連携したトレーサビリティにも取り組み、オフィスリニューアルなどで排出した廃棄物の再資源化量をリサイクルレポートとして算出している。

エシカルデザインウィーク東京2024に関する考察

エシカルデザインウィーク東京2024は、多種多様なステークホルダーが業界の枠を越えて対話できる場として重要な意味を持っている。特に船場がプラットフォームとなりサプライチェーンを横断しながら課題を把握し、共に循環型空間づくりの仕組みを構築している点は、今後のビジネスモデルとして注目に値するだろう。

一方で、循環型の空間づくりを実現するためには、分離しやすいデザインやリサイクルしやすい素材の研究開発が不可欠となっている。廃棄石膏ボードの水平リサイクル促進など、具体的な取り組みが始まっているが、より多くのパートナーとの連携が必要不可欠だ。

今後はオフィスリニューアルにおけるエシカルデザインの導入をさらに加速させ、サーキュラーエコノミーの社会実装を目指すことが重要である。特に企業がオフィスに割く経費を人的資本への成長投資と捉える傾向が強まっており、社内外との接点構築と自律的な学びを促す共創空間の需要は更に高まるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「船場、エシカルデザインの理念に共感する多種多様なパートナーとともにムーブメントを起こす | 株式会社船場のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000052529.html, (参照 24-11-15).

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