コニカミノルタジャパンがウェブアクセシビリティ対応ツールを発売、専用コードの埋め込みで簡単に実現可能に

PR TIMES より
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記事の要約
- コニカミノルタジャパンがウェブアクセシビリティ対応ツールを発売
- 専用コードの埋め込みで簡単にアクセシビリティ対応が実現
- 音声読み上げやコントラスト調整など多彩な機能を搭載
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コニカミノルタジャパンのウェブアクセシビリティ対応ツール
コニカミノルタジャパン株式会社は、ウェブサイトのアクセシビリティ対応を実現する「ウェブアクセシビリティ対応ツール」を2024年11月14日より提供開始した。2024年4月の障害者差別解消法の改正により民間事業者にも合理的配慮の提供が義務化される中、専用コードを埋め込むだけで高効率かつコストを抑えたアクセシビリティ対応が実現できるツールとなっている。[1]
専用コードの適用によって文字サイズやコントラスト比の調整、音声読み上げなどの機能が実装され、ソースコードの大規模な改修作業が不要となった。Web Content Accessibility GuidelinesとJIS X 8341-3を考慮して開発されており、定期的なアップデートによってメンテナンスの手間を軽減することが可能である。
コニカミノルタジャパンは2005年からウェブサイトの制作・基盤構築・運用まで一貫した体制で企業のウェブサイト制作を支援している。今回のツール提供開始により、これまでウェブアクセシビリティ対応に時間やコストの面で課題を抱えていた企業においても、企業サイトに合わせた効率的なアクセシビリティ対応が実現できるようになるだろう。
ウェブアクセシビリティ対応ツールの機能まとめ
機能名 | 詳細 |
---|---|
ページを読む | 選択箇所の文字を音声読み上げ、速度選択可能 |
音声ナビゲーション | 音声指示による画面操作が可能 |
コントラスト | 反転色、ダーク/ライトコントラストに変更可能 |
ハイライトリンク | ボタンやリンクを罫線と背景色で強調 |
文字を大きく | 1.2倍から1.6倍まで4段階で調整可能 |
文字の間隔 | 狭い、標準、広いの3段階で調整可能 |
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Web Content Accessibility Guidelinesについて
Web Content Accessibility Guidelinesとは、ウェブコンテンツのアクセシビリティに関する国際的な標準ガイドラインのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 知覚可能性、操作可能性、理解可能性、堅牢性の4原則を基準に策定
- Success Criteriaによる具体的な達成基準の提示
- A、AA、AAAの3段階の適合レベルを規定
Web Content Accessibility Guidelinesは、あらゆる人々がウェブコンテンツにアクセスできる環境を整備するための重要な指針として位置づけられている。コニカミノルタジャパンのウェブアクセシビリティ対応ツールは、このガイドラインを考慮して開発されており、企業のアクセシビリティ対応を効率的に支援することが可能である。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「専用コードをサイトに埋め込むだけでアクセシビリティ対応ができる「ウェブアクセシビリティ対応ツール」を発売 | コニカミノルタジャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000040232.html, (参照 24-11-15).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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