カスペルスキーがサイバーセキュリティ専門家向けxTrainingをパートナー経由で提供開始、企業や組織での導入がより柔軟に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

カスペルスキーがxTrainingをパートナー経由で提供開始
SOC・CSIRTなど向けの専門家育成プログラムを展開
インターポールの捜査官も活用する実践的トレーニング

Kaspersky Expert Trainingのパートナー販売開始で導入がより柔軟に

株式会社カスペルスキーは、サイバーセキュリティ専門家向けオンライントレーニング「Kaspersky Expert Training」を2024年11月14日よりパートナー経由で提供開始した。従来のクレジットカード決済に加えて新たな決済手段が追加されることで、企業や組織での導入がより容易になっている。^[1]

Kaspersky Expert Trainingは、SOCやCSIRTなどのセキュリティ対応組織で働く中級レベル以上の専門家を対象としたプログラムである。脅威ハンティングやインシデントレスポンス、リバースエンジニアリングなど、合計11種類のトレーニングコースを展開している。

2021年の提供開始以降、約50カ国から3,000人以上が受講しており、国際刑事警察機構の捜査官からも高い評価を得ている。2023年には71人の捜査官が「Targeted Malware Reverse Engineering」「Windows Incident Response」などのコースを受講し、実務での活用が進んでいる。

Kaspersky Expert Trainingのコース概要

カテゴリー	主要コース	対象者	特徴
サイバーリスクマネジメント	Cybersecurity for executives online training	経営者・マネジメント層	基本知識とビジネス適用方法の習得
脅威ハンティング	Security Operations And Threat Hunting	SOCアナリスト	脅威検出スキルと各種ツールの活用
インシデントレスポンス	Windows Incident Response	インシデント対応チーム	インシデントプロセスの実践的演習
リバースエンジニアリング	Targeted Malware Reverse Engineering	マルウェアアナリスト	高度な静的・動的解析手法の習得

リバースエンジニアリングについて

リバースエンジニアリングとは、マルウェアの内部構造や動作を解析し理解するための技術的手法である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

実行ファイルの逆アセンブルによるコード解析
動的解析によるマルウェアの挙動調査
難読化や暗号化の解除による情報の抽出

Kaspersky Expert Trainingのリバースエンジニアリングコースでは、IDA ProやHex-Rays、Ghidraなどの専門ツールを活用した実践的な解析手法を学ぶことができる。実際のマルウェアサンプルを用いた演習を通じて、高度な脅威への対応力を養成することが可能だ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「サイバーセキュリティ専門家向けオンライントレーニング「Kaspersky Expert Training (xTraining)」、新たにパートナー経由で提供開始 | 株式会社カスペルスキーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000446.000011471.html, (参照 24-11-15).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。