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バンダイナムコエンターテインメントがPlottに出資、SNSショートアニメとwebtoon事業の強化へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

バンダイナムコエンターテインメントがPlottに出資、SNSショートアニメとwebtoon事業の強化へ

PR TIMES より


記事の要約

  • バンダイナムコがPlottに021 Fundを通じて出資
  • SNSショートアニメの制作事業を展開
  • IPコンテンツの企画・制作・展開を推進

バンダイナムコがSNSショートアニメ制作のPlottへ投資

バンダイナムコエンターテインメントは、スタートアップ投資ファンドBandai Namco Entertainment 021 Fundを通じて株式会社Plottへの出資を2024年11月14日に実施した。Plottは主にSNSを中心としたショートアニメという分野で事業を展開しており、IPコンテンツの企画・制作・ビジネス展開を行っているクリエイティブ企業である。[1]

この出資は中期計画(2022年4月~2025年3月)における中期ビジョン「Connect with Fans」の一環として実施されており、IPを軸に世界中のIPファンやパートナーとの深いつながりを目指している。バンダイナムコは既存のエンターテインメント事業の強化と次世代エンターテインメント事業の創出に向けた投資を進めているのだ。

Plottは市場規模が拡大しているSNSショートアニメ分野において数多くのIPを創出し、ショートアニメ事業やwebtoon事業、IPビジネス展開事業を推進している。新しいメディアミックスを大規模に展開することで、これまでにない形でのIP展開を目指しているのである。

021 Fund投資対象まとめ

項目 詳細
主な投資対象 ゲーム関連AI・UGC技術、Z世代・α世代向けサービス、新興市場向けコンテンツ
投資対象ステージ プレシードからレイターステージまで
投資規模 年間10億円(3年間で30億円)程度
チケットサイズ 数千万円~5億円
021 Fundの詳細はこちら

UGCについて

UGCとは「User Generated Content」の略称で、ユーザーが制作・投稿するコンテンツのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • ユーザーによる自由な創作活動が可能
  • コミュニティの活性化に貢献
  • プラットフォームの成長を促進

バンダイナムコの021 Fundは、UGC技術やサービスへの投資を重点分野の一つとしており、Z世代やα世代向けの新しいエンターテインメント創出を目指している。Plottへの投資もSNSショートアニメというUGC的要素を含むコンテンツ制作への支援という側面を持っているのだ。

バンダイナムコの021 Fund投資戦略に関する考察

バンダイナムコの021 Fundを通じたPlottへの投資は、急成長するSNSショートアニメ市場への戦略的参入として注目に値する。従来のアニメーション制作やIP展開とは異なる新しいアプローチを採用することで、若年層を中心とした新たなファン層の開拓が期待できるだろう。

今後の課題として、SNSプラットフォームの変化や視聴者の嗜好の多様化への対応が挙げられる。PlottのIP創出力と、バンダイナムコの既存IPポートフォリオを組み合わせることで、より幅広いコンテンツ展開が可能になるはずだ。

次世代エンターテインメント事業の創出という観点では、webtoonやショートアニメなどの新しい表現方法の開発が重要になってくる。バンダイナムコグループの持つリソースとPlottの機動力を活かした斬新なコンテンツ制作に期待が集まるのである。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「バンダイナムコエンターテインメント スタートアップ投資ファンド「Bandai Namco Entertainment 021 Fund」SNSショートアニメの制作事業を展開する株式会社Plottに出資 | 株式会社バンダイナムコエンターテインメントのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001475.000051316.html, (参照 24-11-15).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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