コミュニティネットワークセンターがシニア向けeスポーツプログラムを開始、応援ダンスで運動習慣の創出へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

スポーツ庁の委託事業でeスポーツを活用したシニア向け取り組みを開始
応援ダンスを通じた新しい運動習慣の創出を目指す
愛知県と岐阜県で健康講座とeスポーツ大会を実施予定

eスポーツを活用したシニア向け運動促進プログラム開始

株式会社コミュニティネットワークセンターは2024年11月14日、スポーツ庁の委託事業「令和6年度 Sport in Life推進プロジェクト」においてeスポーツを活用したシニア向けプログラムを開始した。60代以上の高齢者でも65%を超える認知度を誇るeスポーツの特性を活かし、観戦者向けの応援ダンスを制作することで、新しい運動習慣の創出を目指している。^[1]

この取り組みは愛知県および岐阜県在住の60歳以上の高齢者を対象としており、健康講座やeスポーツ体験会、大会の開催を予定している。応援ダンスはリズムを感じながらストレッチできる動きを組み合わせており、参加者全員が楽しく運動できる内容となっている。

また、全国健康福祉祭「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」でeスポーツが初の正式種目として採用されるなど、シニア層での関心が高まっている。CNCIグループは今後も地域企業や自治体と連携し、eスポーツを通じた社会課題の解決に取り組んでいく。

シニア向けeスポーツプログラムの概要

項目	詳細
対象者	愛知県・岐阜県在住の60歳以上
実施内容	応援ダンス制作、健康講座、eスポーツ体験会、大会開催
提供企業	CNCIグループ（コミュニティネットワークセンター、シーシーエヌ、スターキャット）
協力機関	日本福祉大学
展開方法	YouTubeでの動画公開、中部シニアeスポーツ研究会での共有

中部シニアeスポーツ研究会の詳細はこちら

eスポーツについて

eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツの略称で、コンピューターゲームを使用して競い合う競技のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

デジタル機器を使用した新しい競技形式
年齢や身体能力に関係なく参加可能
オンラインでの交流や対戦が可能

近年では高齢者の認知度も上昇しており、全国健康福祉祭でも正式種目として採用されるなど社会的認知が広がっている。特に観戦・応援という形での参加は、世代を超えた交流を促進し、新しいコミュニティ形成にも貢献することが期待される。

シニア向けeスポーツプログラムに関する考察

高齢者の運動習慣創出にeスポーツを活用する試みは、従来のスポーツ振興とは異なるアプローチとして注目に値する。特に応援ダンスを取り入れることで、プレイヤー以外の参加者も楽しめる仕組みを構築し、より幅広い層の参加を促すことが期待できる。

一方で、高齢者のデジタル機器操作への不安や抵抗感が課題となる可能性が高い。健康講座やeスポーツ体験会を通じて丁寧なサポートを提供し、段階的な参加を促すことが重要だ。また、継続的な参加を促すためには、地域コミュニティとの連携強化がカギとなるだろう。

今後はYouTubeでの動画配信や中部シニアeスポーツ研究会を通じた情報共有により、プログラムの全国展開も視野に入れることができる。eスポーツを通じたシニアの健康増進と社会参加の新しいモデルケースとして、さらなる発展が期待される。

参考サイト

^ PR TIMES. 「eスポーツを活用した新しいシニアの交流促進と運動習慣創出へ挑戦！ | 株式会社コミュニティネットワークセンターのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000050329.html, (参照 24-11-16).

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