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公開：2024-11-21

日本調剤がFINDATを活用したフォーミュラリーワークショップを開催、医療機関での運用効率化を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 日本調剤がFINDATを活用したフォーミュラリーワークショップを開催
• 第45回日本臨床薬理学会学術総会で実践的な推奨度決定を体験
• 自施設での運用効果検証と薬剤費減額シミュレーションが可能に

日本調剤のFINDATを活用したフォーミュラリーワークショップの開催

日本調剤株式会社は医薬品情報WEBプラットフォームFINDATを活用したフォーミュラリーワークショップを2024年12月14日に開催することを発表した。このワークショップでは自施設でのフォーミュラリー運用を目指し、参加者が実際に推奨度決定プロセスを体験できる仕組みを整えている。^[1]

ワークショップでは自治医科大学臨床薬理学部門の今井靖教授による講義とグループワークが実施され、PPI・P-CAB、SGLT2阻害薬、経口ヘルペス治療薬の3薬効群についてフォーミュラリー作成の実践的な学習が行われる。医学的・薬学的な観点に加え経済性を考慮した運用方法についても詳しく解説される予定だ。

本ワークショップは臨床、教育、行政に従事する医師・薬剤師を対象とし、定員36名で開催される。エビデンスの収集方法や推奨度決定手順の実践を通じて、参加者は自施設での効果的なフォーミュラリー運用のノウハウを習得することができる。

フォーミュラリーワークショップの開催概要

ワークショップの申し込みはこちら

フォーミュラリーについて

フォーミュラリーとは医療機関における医薬品の使用指針を定めた推奨薬リストのことで、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 医学的・薬学的エビデンスに基づく推奨度の設定
• 経済性を考慮した医薬品の選定基準
• 標準的な薬物治療の質の向上と医療費適正化への貢献

医療機関では良質な薬物治療の提供を目的としてフォーミュラリーの運用が求められており、FINDATを活用することで効率的な情報収集と推奨度の決定が可能となる。エビデンスに基づく医薬品の選択と経済性の両立により、持続可能な医療体制の構築に寄与することができるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「日本調剤、「FINDAT」を活用したフォーミュラリー作成ワークショップの開催に協力～自施設でのフォーミュラリー運用の一助に～ | 日本調剤株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000338.000013551.html, (参照 24-11-21).

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