GMOインターネットグループがGMO GPUクラウドを提供開始、世界第37位のスパコン性能を実現したAI開発基盤が登場
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記事の要約
- GMOがGPUクラウドサービスを開始
- NVIDIA H200 GPUとSpectrum-Xを採用
- 世界第37位のスパコン性能を達成
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GMOインターネットグループがGMO GPUクラウドを提供開始
GMOインターネットグループ株式会社は最新鋭のGPUクラウドサービス「GMO GPUクラウド」を2024年11月22日より提供開始した。このサービスは高性能な「NVIDIA H200 Tensor コアGPU」と世界初のAIワークロード専用イーサネットファブリックである「NVIDIA Spectrum-X」を採用し、AI開発や機械学習の効率を飛躍的に向上させる環境を実現している。[1]
GMO GPUクラウドは96ノード(768GPU)の構成でLINPACK性能38.06PFLOPSを記録し、スパコンランキング「TOP500」において世界第37位、国内第6位にランクインを果たした。商用向けクラウドサービスとしては国内最速の性能を達成し、AI研究開発の加速と国際競争力の強化に大きく貢献する基盤となるだろう。
同サービスは専用プランと共用プランの2種類を提供し、専用プランは1台あたり月額380万円、共用プランはGPU側が1分100円、CPU側が1分20円で利用可能となっている。大規模言語モデルの開発から創薬や気象予測まで幅広い分野での活用が期待されている。
GMO GPUクラウドのサービス詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
提供開始日 | 2024年11月22日 |
専用プラン料金 | 1台あたり380万円/月 |
共用プラン料金 | GPU側100円/分、CPU側20円/分 |
利用ユーザー数上限 | 専用プラン50人、共用プラン10人 |
ストレージ | ローカル15TB/台、ホーム100GB/ユーザー |
TOP500ランキング | 世界第37位、国内第6位 |
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NVIDIA H200 Tensor コアGPUについて
NVIDIA H200 Tensor コアGPUとは、大規模言語モデルの開発・研究向けに設計された最新のGPUアーキテクチャを採用したプロセッサーのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- NVIDIA H100比約1.7倍のGPUメモリ容量
- NVIDIA H100比約1.4倍のメモリバス帯域幅
- AIワークロードに最適化された処理性能
GMO GPUクラウドに搭載されたH200 GPUは、96ノード(768基のGPU)構成で38.06PFLOPSという高いLINPACK性能を実現し、実行効率73.0%を達成している。国内商用向けクラウドサービスとして最高性能を誇るGPUクラウド環境を構築することに成功した。
参考サイト
- ^ GMOインターネットグループ株式会社. 「GMOインターネットグループ、スパコンランキングTOP500ランクインの 「GMO GPUクラウド」を提供開始 | GMOインターネットグループ株式会社」. https://www.gmo.jp/news/article/9271/, (参照 24-11-24).
- NVIDIA. https://www.nvidia.com/ja-jp/
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