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スパイスマートがスマホゲームの異業種コラボを調査、観光業との連携が好調に推移

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

スパイスマートがスマホゲームの異業種コラボを調査、観光業との連携が好調に推移

PR TIMES より


記事の要約

  • スパイスマートがスマホゲームの異業種コラボを調査
  • 飲食店・小売業との連携事例が増加傾向
  • 位置情報ゲームと観光業の連携が定着化

スマホゲーム業界における異業種コラボレーションの現状

スパイスマートは、スマホゲームの異業種とのコラボレーションに関する調査結果を2024年11月22日に公開した。調査対象は、LIVEOPSISでデータ取得しているヒットタイトルで、リリース後一度でも200位以内に入ったタイトルを調査対象としており、2023年から2024年10月までのコラボ実施タイトルを分析している。[1]

異業種コラボの取り組み事例として、位置情報を活用したゲーム『信長の野望 出陣』では、岐阜・福井・滋賀の3県を舞台としたご当地イベントを展開している。位置情報やGPS機能を使用して各県の施設・史跡を巡るミッションが用意され、全ポイントにチェックインした場合はアクリルスマホスタンドがプレゼントされるという特典も設けられた。

『ウマ娘 プリティーダービー』とKFCのコラボでは、KFCネットオーダー限定のスペシャルセットを販売し、購入者には限定サポートカードと回復アイテムがプレゼントされた。また3.5周年記念CMやラッピング店舗の展開も実施され、ゲームアプリ側では特別ログインボーナスや新規ユーザーへのKFCオリジナルチキンバーレルのプレゼントなど、相互的な施策が展開された。

異業種コラボレーションの事例まとめ

項目 詳細
調査期間 2023年~2024年10月
対象タイトル リリース後一度でも200位以内に入ったタイトル
増加傾向のコラボ先 飲食店、飲料メーカー、Vtuber、小売業
観光関連事例の割合 2023年:35.0%、2024年10月まで:31.5%
コラボ実施条件 相互的な宣伝・告知の協力が必須
LIVEOPSISの詳細はこちら

位置情報ゲームについて

位置情報ゲームとは、GPS機能を活用してユーザーの実際の位置情報と連動したゲームコンテンツのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 実際の地理情報とゲームコンテンツを連動させた体験を提供
  • 観光施設や史跡などの実在する場所を活用したゲーム展開
  • 地域活性化やインバウンド促進にも活用可能

位置情報ゲームと観光業とのコラボレーションは、2022年の1%未満から2023年には35.0%まで増加し、2024年も31.5%と高い水準を維持している。位置情報ゲームを活用したコラボレーションは、地域の観光資源とデジタルコンテンツを組み合わせた新しい観光体験を創出する手法として定着している。

スマホゲームの異業種コラボレーションに関する考察

スマホゲームと異業種のコラボレーションにおいて、位置情報ゲームと観光業の連携は特に注目に値する取り組みとなっている。従来のゲームコンテンツに地域の特色を組み合わせることで、ゲームユーザーの実地体験を促進し、地域活性化にも貢献できるという点で、異業種コラボレーションの好事例となっているだろう。

一方で、異業種コラボレーションの増加に伴い、ユーザーの飽きや効果の希薄化といった課題が発生する可能性がある。コラボレーションの規模や頻度のバランスを取りながら、ユーザーに価値のある体験を提供し続けることが重要となるだろう。

今後は、AR技術やIoTデバイスとの連携など、新たなテクノロジーを活用したコラボレーションの可能性も期待される。特に地方自治体との連携においては、観光振興だけでなく、地域課題の解決や地域ブランディングなど、より多面的な展開が可能になるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「スパイスマート、スマホゲームと異業種のコラボを調査。飲食店・小売など様々な業種が増加傾向 | 株式会社スパイスマートのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000023865.html, (参照 24-11-24).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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