公開:

DUNUが9ドライバ搭載のフラッグシップイヤフォンDK3001 BDを発売、Glacierドライバー搭載で高音質を実現へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • DUNUが合計9ドライバ搭載のDK3001 BDを発売
  • 高性能ドライバーによる高音質イヤフォンを実現
  • 11月28日発売で価格は79,980円

DUNUの最新フラッグシップイヤフォンDK3001 BD

DUNUは、ダイナミック型ドライバー1基とバランスド・アーマチュア4基、マイクロプラナードライバー4基を搭載した有線イヤフォン「DK3001 BD」を11月28日に発売する。航空宇宙グレードのアルミニウム合金からCNC加工で製造されたハウジングにジルコニウムセラミックコーティングを施し、高温硬化処理によって独特の質感を実現している。[1]

DK3001 BDは4Wayクロスオーバーシステムを採用し、各ドライバーを独立した4チャンネルのサウンドガイドと電子クロスオーバーシステムで緻密に制御している。フィジカルとエレクトロニッククロスオーバーのハイブリッドにより、正確な周波数特性と一貫性の高い位相アライメントを実現している。

付属ケーブルには高純度4芯単結晶銅を採用し、ナイロンダンピングレイヤーで包むことで干渉を最小限に抑えている。3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスコネクターを含むQ-Lock Mini交換可能プラグシステムを搭載し、様々な再生環境での使用に対応した。

DK3001 BDの主要スペック

項目 詳細
モデル名 DUNU DK3001 BD (2Pin Version)
重量 約8.1g (片側)
応答周波数 5Hz - 40kHz
インピーダンス 26Ω
感度 108dB/mW (@1kHz), 124dB/Vrms (@1kHz)
THD 0.5%未満 @1kHz

バランスド・アーマチュアドライバーについて

バランスド・アーマチュアドライバーとは、磁気回路内でアーマチュアが精密にバランスを取って駆動する小型の振動板ユニットのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 小型で高効率な音の生成が可能
  • 繊細な中高域の表現に優れている
  • マルチドライバー構成での使用に適している

DK3001 BDではカスタム設計された4基のバランスド・アーマチュアドライバーを搭載し、中音域と高音域の再生を担当している。中音域全体にわたって緻密なサウンドを実現し、高音域ではクリアでコクのあるサウンドを提供することで、ボーカルや楽器を生き生きとした自然なリアリズムで表現することが可能になっている。

DK3001 BDに関する考察

DK3001 BDは3種類のドライバーを組み合わせることで、それぞれの特性を最大限に活かした音質設計を実現している。特にフラッグシップモデルGlacierと同じダイナミックドライバーを採用したことで、豊かな低域再生能力を獲得することに成功したと考えられる。

価格帯を考慮すると、競合製品との差別化において重要なポイントとなるのがマイクロプラナードライバーの採用だろう。従来のドライバーでは表現が難しかった超高域の再生能力を向上させることで、より広大な音場表現が期待できる。

今後は付属イヤーチップの最適化やケーブルの選択肢拡大など、ユーザビリティの向上が課題となるかもしれない。特にCandy Eartipsのような独自開発のイヤーチップは、音質とフィット感の両立という観点で更なる進化が期待される。

参考サイト

  1. ^ DUNU Japan 公式. 「DUNU DK3001 BD」. https://dunu.jp/dk3001bd.html, (参照 24-11-26).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ハードウェア」に関するコラム一覧「ハードウェア」に関するニュース一覧
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。