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ビーマップがWi-Fi HaLow対応IoTゲートウェイEAP112を発売、4G LTEバックホールと高い防水性能で屋外設置に対応

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ビーマップがWi-Fi HaLow対応IoTゲートウェイEAP112を発売
  • 4G LTEバックホールと防塵防水性能IP65を搭載
  • 広大な敷地のIoTソリューション構築に対応

Wi-Fi HaLow対応IoTゲートウェイEAP112の販売開始

株式会社ビーマップは、長距離通信が可能なWi-Fi HaLowと4G LTEバックホールを搭載したWi-Fi 6アクセスポイント「EAP112」の販売を2024年10月30日より開始した。IoT機能を強化した本製品は、LANケーブルの敷設が難しい場所への設置が可能で、matterコントローラーの搭載も予定されている。[1]

EAP112は、IP65等級の防塵・防水性能を備え、動作環境温度は-30℃から50℃までの広範囲な環境で使用することができる。このような優れた耐候性により、これまでWi-Fiではカバーが難しかった広大な敷地や厳しい自然環境においてIoTソリューションの構築を可能にするのだ。

Wi-Fi HaLowは920MHz帯を使用することで約1kmの通信距離を実現し、最大20Mbpsの通信速度を達成する新しいIoT向けWi-Fi規格である。従来のLPWAでは不可能であった画像や映像など大容量データの伝送が可能となり、リアルタイム性の高いIoTの新たな応用分野を切り開くことが期待される。

EAP112の主な機能まとめ

項目 詳細
通信規格 Wi-Fi HaLow(IEEE 802.11ah)、Wi-Fi 6(2.4GHz/5GHz)
バックホール 4G LTE CAT6、有線LAN(PoE対応)
環境性能 IP65等級の防塵・防水、動作温度-30℃~50℃
IoT機能 matterコントローラー搭載予定
取付方法 壁マウントブラケット標準装備、ポールマウントブラケットオプション
EAP112の詳細はこちら

Wi-Fi HaLowについて

Wi-Fi HaLowは、IoTデバイス向けに開発された新しいWi-Fi規格で、以下のような特徴を持つ通信技術である。

  • 920MHz帯を使用し、約1kmの長距離通信を実現
  • 最大20Mbpsの通信速度で画像・映像の伝送が可能
  • 従来のLPWAよりも高速で大容量のデータ通信に対応

Wi-Fi HaLowは従来のWi-Fi規格と比較して、より長距離の通信が可能でありながら低消費電力を実現する特徴を持っている。IoTデバイスの通信に最適化された技術であり、EAP112では920MHz帯を使用することで広大な敷地におけるIoTソリューションの構築を可能にしている。

参考サイト

  1. ^ 株式会社ビーマップ. 「ビーマップ、Wi-Fi HaLow と LTE を搭載したIoT ゲートウェイ「EAP112」の販売を開始」. https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/24110501190.pdf, (参照 24-11-26).

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