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BLUESOUNDがコンパクトなストリーマーNODE NANOを発表、高性能DACと6万円を切る価格で注目を集める

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • BLUESOUNDが小型ストリーマー「NODE NANO」を発表
  • ESS ES9039Q2M DACを搭載し高音質を実現
  • 店頭予想価格は6万円を切る見込み

BLUESOUNDの新型ストリーマーNODE NANOの特徴

PDNは、BLUESOUNDのストリーマーのエントリーモデルとして小型筐体を特徴とする「NODE NANO」を2024年12月2日に発売することを発表した。NODE NANOはフラッグシップのESS SABRE DACを搭載しており、最大24ビット/192kHzのハイレゾオーディオをサポートする高音質設計となっている。[1]

コンパクトな外形寸法143×143×36mmと小型筐体ながら、アナログRCAステレオ出力に加えて光デジタル、同軸デジタル、USBデジタル出力を備えている。クアッドコア1.8GHz ARM Cortex A53プロセッサーを搭載し、BluOSプラットフォームによる安定した動作を実現している。

ストリーミングサービス対応としてSpotify ConnectやTIDAL Connect、AirPlay 2に対応しており、Bluetooth機能はaptX Adaptiveコーデックをサポートし送受信両対応となっている。将来のアップデートによってDSD再生にも対応する予定で、価格はオープンプライスだが店頭予想価格は6万円を切る見込みだ。

NODE NANOの主要仕様まとめ

項目 詳細
DAC ESS ES9039Q2M SABRE DAC
対応フォーマット FLAC、MQA、WAVAIFFMP3AACWMA、OGG、ALAC、OPUS
サンプリングレート 最大192kHz/24bit
出力端子 アナログRCA、光デジタル、同軸デジタル、USBデジタル
外形寸法 143×36×143mm (幅×高さ×奥行)
重量 0.57kg

ESS SABRE DACについて

ESS SABRE DACとは、高性能オーディオ用デジタルアナログコンバーターの技術規格であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 独自のHyperstream IV技術による超低歪み特性
  • 高いSN比と優れたダイナミックレンジ
  • 最大192kHz/24bitまでの高解像度オーディオに対応

NODE NANOに搭載されているES9039Q2M SABRE DACは、-118dBという優れたSN比と0.0007%という極めて低い歪率を実現している。BLUESOUNDはこのDACの採用により、エントリーモデルながら上位機種に匹敵する音質性能を実現した。

NODE NANOに関する考察

NODE NANOの発売は、高品質なネットワークオーディオの普及に大きな影響を与える可能性がある。特に6万円を切る価格帯で高性能なESS SABRE DACを搭載した点は、オーディオファイルの期待に応える仕様となっている。ただし、競合製品との差別化のために音質面でのさらなる最適化が必要となるだろう。

今後はストリーミングサービスの拡充と音質向上が課題となるが、BLUESOUNDの開発力を考えると期待できる分野だ。特にDSD再生対応のアップデートは、ハイエンドオーディオファンの注目を集める要素となっている。マルチルーム機能の強化により、よりシームレスな音楽体験が実現できるだろう。

小型筐体と豊富な出力端子の組み合わせは、設置の自由度を高める重要な特徴となっている。BluOSプラットフォームの継続的な進化により、ユーザーインターフェースの改善やストリーミングサービスとの連携強化が期待できる。将来的なアップデートによる機能拡張にも期待が高まる。

参考サイト

  1. ^ PDN inc.. 「BLUESOUND NODE NANO | PDN inc.」. https://pdn.co.jp/bluesound/node_nano.html, (参照 24-11-26).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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