キヤノンがバーチャルマーケット2024 Winterに出展、EOS VR SYSTEMによる3D VR映像体験を提供へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

キヤノンがバーチャルマーケット2024 Winterに出展決定
EOS VR SYSTEMを活用した3D VR映像体験を提供
人気クリエイターとのコラボ映像を展示予定

キヤノンのバーチャルマーケット2024 Winter出展内容

株式会社HIKKYは2024年12月7日から12月22日にかけて、延べ130万人以上の来場数を誇る世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット2024 Winter」の開催を発表した。キヤノン株式会社はVR映像撮影システム「EOS VR SYSTEM」を活用した3D VR映像をユーザーに体験してもらうため、パラリアルフジヤマ会場への出展を決定したのだ。^[1]

キヤノンはカメラレンズをモチーフにした3階建てのブース内で、新製品のVRレンズ「RF-S3.9mm F3.5 STM DUAL FISHEYE」および「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」で撮影した3D VR映像を展示する予定だ。登録者数約130万人の料理チャンネル「Genの炊事場」やアニマルYouTuber「アニマルハウスユーキ」とのコラボレーション映像も用意されている。

さらにブース内には特徴的なウォールアートが設置され、ペンローズの三角形をモチーフにした錯視的な写真スポットや、クリスマスシーズンに合わせた雪だるまと暖炉のある室内をイメージした撮影スポットが用意される。ブース内のアンケートに回答したユーザーには、VRChatで人気のキャラクター「Akyo」の限定モデルがプレゼントされるだろう。

バーチャルマーケット2024 Winterの開催概要まとめ

項目	詳細
イベント名	バーチャルマーケット2024 Winter
開催期間	メタバース会場：2024年12月7日～12月22日
主催	VR法人HIKKY
来場者数	延べ130万人以上
企業出展会場	パラリアルラスベガス、パラリアルフジヤマ、パラリアルお台場
展示内容	3D VR映像体験、ウォールアート撮影スポット、Akyoモデルプレゼント

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メタバースについて

メタバースとは、仮想空間上に構築されたデジタル世界のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

3Dアバターを介したユーザー間のリアルタイムコミュニケーション
仮想空間内での商品取引や各種イベントの開催
現実世界に近い没入感のある体験の提供

バーチャルマーケットはメタバース上で開催される世界最大級の商取引イベントとして、ギネス世界記録を4つ取得している。VRChatをプラットフォームとして採用し、3Dアイテムの取引からリアル商品の販売まで幅広いビジネス展開を可能にしているのだ。

バーチャルマーケット2024 Winterに関する考察

キヤノンのバーチャルマーケット参加は、プロ向けVR映像制作機材の新たな展開を示す重要な一歩となる可能性が高い。メタバース空間での3D VR映像体験を通じて、クリエイターやユーザーからの直接的なフィードバックを得られることは、製品開発の方向性を決める上で貴重な機会となるだろう。

今後の課題として、一般ユーザーにとってVR映像制作の敷居をいかに下げるかが重要になってくる。VRレンズの操作性や映像編集ワークフローの簡略化など、ユーザビリティの向上がさらなる普及の鍵を握っているのだ。

将来的には、メタバース空間でのVR映像制作ワークショップや、クリエイター同士のコラボレーション機会の提供など、コミュニティ形成にも注力する必要がある。VR映像制作の裾野を広げ、新たなクリエイティブ表現の可能性を開拓していくことが期待される。

参考サイト

^ PR TIMES. 「没入感の高い3D VR映像が楽しめる！キヤノン株式会社がバーチャルマーケット2024 Winterに出展！ | 株式会社HIKKYのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000406.000034617.html, (参照 24-11-27).

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