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エミライがFIIO SR11を12月発売、AirPlayとRoon Ready対応の小型ストリーマーで高音質再生を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • エミライがFIIO SR11を12月6日に発売
  • AirPlayとRoon Ready対応の小型ストリーマー
  • 価格は18,700円前後で2色展開

FIIOから小型ストリーマーSR11が登場

エミライは、オーディオブランドFIIO Electronicsの新製品として、AirPlayとRoon Ready対応の小型ストリーマー「SR11」を2024年12月6日に発売する。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色展開で、アルミニウム合金製のスリムなボディに滑り止めパッドを装備した洗練されたデザインとなっている。[1]

SR11は高性能なLumissil製マルチコアプロセッサー「X2000」を搭載し、XBurst2とXBurst0という2種類のコアを組み合わせることで優れた処理能力と強力なリアルタイム制御を実現している。1000Mbpsの高速イーサネットポートとデュアルバンドWi-Fiを搭載することで、ロスレス音源の安定した伝送を可能にしたのだ。

本体には光デジタル、同軸デジタル、USB Type-AUSB Type-Cなど豊富なデジタル出力を装備している。カスタムLCDディスプレイと赤外線リモコンで快適な操作性を実現し、ファームウェアアップデートにより機能の拡張も可能だ。

SR11の主な仕様まとめ

項目 詳細
発売日 2024年12月6日
対応プロトコル AirPlay、Roon Ready
サイズ 約157×133×32.3mm(脚部含む)
重量 約375g
ネットワーク 1000Mbpsイーサネット、2.4G+5G Wi-Fi
最大対応サンプリングレート USB:768kHz/32bitDSD256(DoP)

Roon Readyについて

Roon Readyとは、高性能な音楽管理ソフトウェア「Roon」の認証を受けたデバイスに与えられるステータスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • NASなどに保存されたライブラリの一括管理が可能
  • ストリーミング配信サービスとの統合機能
  • マルチルーム再生への対応

SR11のRoon Ready機能はテストモードとして組み込まれており、通常の使用に影響を与えることはない。パソコンのRoon Core上で表示される機器名はデフォルトから変更可能で、複数のオーディオシステムをセットアップしている場合でも異なる音楽を再生したり、同じ音楽を同時に楽しむことができる。

SR11の発売に関する考察

SR11がAirPlayとRoon Ready対応を標準搭載したことは、ハイレゾ音源再生の普及に大きな影響を与えることが期待される。特に18,700円前後という価格設定は、高品質なオーディオ体験を求めるエントリーユーザーにとって魅力的な選択肢となるだろう。

今後の課題として、DLNAやUPnPなどの他のストリーミングプロトコルへの対応が挙げられる。AndroidユーザーのDLNA対応ニーズに応えるためには、互換性の問題を解決する必要があるが、ファームウェアアップデートによる機能拡張で対応できる可能性が高い。

将来的にはBluetooth受信やFIIO LINKなどの新機能追加が予定されており、より柔軟な音楽再生環境の構築が期待できる。SR11の進化によって、高音質ストリーミング再生の新たな選択肢が生まれることになるだろう。

参考サイト

  1. ^ FIIO Japan. 「SR11 – FIIO Japan」. https://www.fiio.jp/products/sr11/, (参照 24-11-30).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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