NEが拠点管理機能をアップデート、都道府県ごとの引当パターン設定で物流効率化を実現
PR TIMES より
スポンサーリンク
記事の要約
- NEが拠点管理機能のアップデートを実施
- 都道府県ごとの引当パターン設定が可能に
- 優先度別の出荷・在庫管理機能を追加
スポンサーリンク
ネクストエンジンの拠点管理機能アップデート
NE株式会社は物流業界の課題解決を目指し、クラウド型EC支援サービス「ネクストエンジン」の拠点管理機能を2024年11月28日にアップデートした。送り先の所在地や商品を購入した店舗に応じて最適な商品在庫の引当拠点が自動的に設定される機能を強化し、より柔軟な運用が実現可能となったのだ。[1]
新機能では発送先住所に応じた優先度指定により出荷元の自動判別が可能になり、1注文あたりの必要コストを削減することができる。さらに伝票内の引当拠点をまとめるか否かを選択できる機能も追加され、送料の節約とリードタイムのバランスを取ることが可能になった。
NEはこれまでも物流の2024年問題を含む配送業界の課題に対応するため、拠点管理機能の段階的な強化に注力してきた。今後は越境ECにおける出荷プロセスの最適化にも取り組み、「eBay」や「Ship&Co」との連携実績を活かした新たな仕組みの確立を目指している。
拠点管理機能の強化内容まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
機能強化の背景 | 複数の出荷拠点と連携し、送り先の都道府県ごとに引当のパターン設定がしたいというニーズ |
主な新機能 | 優先度別の出荷・在庫管理、まとめて引当の選択機能 |
期待される効果 | 1注文あたりの必要コスト削減、柔軟な在庫管理の実現 |
無料体験期間 | 45日間(2024年12月31日まで) |
登録店舗数 | 51,396店舗(2024年7月31日現在) |
スポンサーリンク
クラウド型EC Attractionsについて
クラウド型EC Attractionsとは、ECサイトの運営に必要な機能をクラウド上で提供するSaaS型のサービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 受注から在庫管理まで一元化された運営システム
- クラウドベースで場所を問わずアクセス可能
- 必要な機能を追加購入できる拡張性
NEが提供するネクストエンジンは、自社ネットショップ運営の現場から生まれたシステムとして、受注・発注・仕入・在庫から分析までの機能を集約している。ネットショップに必要な機能を集約し、必要なオプションを追加で購入できる「ネクストエンジンアプリ」で機能の拡張が可能となっている。
拠点管理機能のアップデートに関する考察
拠点管理機能のアップデートにより、ECサイト運営者は送り先の都道府県ごとに最適な引当パターンを設定できるようになり、物流コストの最適化が期待できる。しかし運用面では、複数の出荷拠点を効率的に管理するためのノウハウの蓄積や、各拠点の在庫状況をリアルタイムで把握する体制の整備が必要になるだろう。
今後の課題として越境ECにおける出荷プロセスの最適化が挙げられているが、国際物流特有の規制や手続きへの対応が必要となる。NEには「eBay」や「Ship&Co」との連携実績を活かし、越境EC特有の課題を解決する機能の開発が期待されるところだ。
また物流業界全体のDXが進む中、AIやIoTを活用した在庫予測や配送ルート最適化など、より高度な機能の実装も視野に入れる必要がある。NEには物流の2024年問題への対応と並行して、次世代の物流システムの構築に向けた取り組みを加速してほしい。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「EC運営をもっと自由に!ネクストエンジンの「拠点管理機能」アップデートで物流の未来を加速 | NE株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000125456.html, (参照 24-11-30).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
- JAXAベンチャー天地人が宇宙水道局の機能を拡充、水道管の更新計画策定支援と宇宙ビッグデータ活用機能を2025年春より提供開始
- セブン銀行がServiceNowのHRSDを採用、業務効率化とワークスタイル変革の基盤構築へ
- 東京海上日動とPKSHAが照会応答システムAI Search Proを共同開発、業務効率化と高度なAI実装を実現へ
- WOW WORLDのWEBCASがASPICクラウドアワード2024でサービス連携賞を受賞、2年連続の快挙を達成
- ニーリー、UR都市機構団地いろどりの杜にEV充電器を設置、月極駐車場の利便性向上へ
- ロゼッタがアジア太平洋地域のAI翻訳ソリューション・オブ・ザ・イヤー2024を受賞、6,000社導入の実績が評価
- FUNEEがdigdigに希望価格リクエスト機能を追加、メッセージ不要の価格交渉でユーザビリティが向上
- caseplayが全4種のロゴパターンを採用したスマートフォンケースを発売、職場での使用に最適な新デザインで120機種以上に対応
- Funeral Service Workers AcademyがHILFEシリーズを世界展開、ARショッピングとスマート都市アプリで生活をデジタル化
- スリーシェイクのエンジニア3名がGoogle Cloud Partner Top Engineer 2025を受賞、1名がFellowとして表彰
スポンサーリンク