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公開：2024-08-10

ナカバヤシが小冊子印刷アプリ「コンビニでコピー本をつくろう」を提供開始、同人誌作成が簡単に

text: XEXEQ編集部

記事の要約

• ナカバヤシが小冊子印刷アプリを提供開始
• コンビニで簡単に同人誌などが作成可能に
• B5サイズ20ページまで、高容量データにも対応

ナカバヤシの新アプリ「コンビニでコピー本をつくろう」の詳細

ナカバヤシ株式会社は2024年8月8日、スマートフォンアプリ「コンビニでコピー本をつくろう」の提供を開始した。このアプリは、全国のコンビニエンスストアで小冊子を簡単に作成できるサービスである。ユーザーは希望のPDFデータをアップロードするだけで、コンビニのプリンタに印刷予約を行うことができる。^[1]

操作方法は非常にシンプルで、アプリに表示されるユーザー番号またはQRコードをコピー機で読み取り、画面の案内に従って設定を行うだけだ。小冊子の仕様はB5サイズ（182mm×257mm）の右綴じで、最大20ページまでの印刷が可能となっている。1ページあたり2.4MBまでのデータ容量に対応しているため、従来は容量が重くて困難だった漫画の原稿データなども印刷できるようになった。

このサービスは同人誌即売会向けのコピー本作成だけでなく、パンフレットや旅のしおりなど、さまざまな用途に利用可能だ。印刷は全国のシャープ製マルチコピー機を導入しているコンビニエンスストア（ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ポプラグループ）で利用できる。アプリ使用料は無料で、印刷料金は表紙がカラー60円/面、モノクロ20円/面、本文がカラー120円/面、モノクロ40円/面となっている。

「コンビニでコピー本をつくろう」の機能まとめ

マルチコピー機について

マルチコピー機とは、複合機能を持つ高機能なコピー機のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• コピー、プリント、スキャン、FAXなど多機能に対応
• 高品質な印刷が可能で、カラー・モノクロ両対応
• ネットワーク接続により、スマートフォンなどからの印刷にも対応

マルチコピー機は、従来のコピー機能に加えて、プリンター、スキャナー、FAXなどの機能を1台に統合した多機能デバイスだ。高解像度での印刷が可能で、カラーとモノクロの両方に対応している。また、ネットワーク接続機能を備えているため、パソコンやスマートフォンなどから直接印刷データを送信することができ、多様な印刷ニーズに応えることができる。

コンビニ印刷サービスの今後に関する考察

「コンビニでコピー本をつくろう」のようなサービスの登場により、今後コンビニ印刷サービスの利用者層が大きく拡大する可能性がある。特に同人誌作家や個人クリエイターにとって、高品質な印刷物を手軽に少部数制作できる環境が整うことで、創作活動の幅が広がるだろう。一方で、著作権侵害や不適切なコンテンツの印刷といった問題が発生する可能性もあり、適切な利用ガイドラインの策定や監視体制の構築が課題となるかもしれない。

今後、このようなサービスにさらなる機能追加が期待される。例えば、簡単な編集機能や表紙デザインテンプレートの提供、オンデマンド印刷との連携など、より使いやすく多機能なサービスへの進化が考えられる。また、環境への配慮から再生紙やエコインクの使用オプションの追加なども検討の余地があるだろう。これらの機能拡充により、ユーザーの利便性向上と同時に、印刷業界全体の活性化にもつながる可能性がある。

コンビニ印刷サービスの発展は、デジタルとフィジカルの融合を象徴する動きとも言える。今後、AR技術との連携や、印刷物とデジタルコンテンツのハイブリッド展開など、新たな表現方法や情報伝達手段の創出につながる可能性もある。こうした技術革新と利用者ニーズの変化を見据えながら、コンビニ印刷サービスは進化を続けていくことだろう。サービス提供者には、常に利用者の声に耳を傾け、時代に即したサービス改善を行っていくことが求められる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「スマートな操作でコピー本を作成できるアプリ・サービス「コンビニでコピー本をつくろう」を提供開始 | ナカバヤシ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000098606.html, (参照 24-08-10).

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