セゾンテクノロジーがHULFT10のRed Hat OpenShift対応版を提供開始、コンテナ環境でのデータ連携機能を強化
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記事の要約
- セゾンテクノロジーがHULFT10のRed Hat OpenShift対応版を提供開始
- コンテナ環境下でのデータ連携機能を実現
- 管理コンテナと転送コンテナで構成された柔軟な構成を提供
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セゾンテクノロジーによるHULFT10のコンテナ対応強化
株式会社セゾンテクノロジーは、ファイル連携ミドルウェア「HULFT10」のRed Hat OpenShift対応版「HULFT10 for Container Platform」を2025年3月5日より提供開始した。Red Hat OpenShift Certificationによる認定を受けたOperatorとして、自社構築のインフラやRed Hat国内パートナーが提供するオンプレミス環境、海外主要クラウドが提供するフルマネージドサービスのKubernetesコンテナプラットフォーム環境下での実行が可能になっている。[1]
HULFT10 for Container Platformは管理コンテナと転送コンテナで構成され、管理コンテナでは管理情報や履歴などを管理しAPIによるジョブ連携や転送コンテナの制御などを管理するWeb画面を提供している。転送コンテナによるファイル転送をベースとしたデータ連携を実行し、1つの管理コンテナ配下に複数の転送コンテナを配置する構成で利用が可能だ。
本製品は10年ぶりのメジャーバージョンアップとして2024年2月に提供を開始したAmazon ECS対応版、同年12月に提供を開始したWindows、Linux、AIX、IBMi、zOS対応版に続くものである。今回のRed Hat OpenShift対応によって、コンテナ基盤を中心としたハイブリッド環境におけるレガシーシステムのモダナイゼーションを強力に支援することが可能になった。
HULFT10 for Container Platformの機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
提供開始日 | 2025年3月5日 |
動作環境 | Red Hat OpenShift Container Platform、Red Hat OpenShift Platform Plus、Red Hat OpenShift Kubernetes Engine他 |
販売方式 | 月額契約(最低利用期間1ヵ月) |
月額利用料金 | 通常サポート:53,400円(税抜)/1Pod、24/365サポート:72,700円(税抜)/1Pod |
主な特長 | 転送負荷に応じた自動制御、Web API連携、耐障害性の高い永続領域での情報管理 |
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コンテナプラットフォームについて
コンテナプラットフォームとは、アプリケーションやサービスを独立した環境で実行するための基盤技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- アプリケーションの起動が仮想化環境より高速で軽量な実行が可能
- システムの移行や更新が容易でスケーラビリティに優れている
- クラウドネイティブな環境での運用に最適化された設計
HULFT10 for Container Platformは、このコンテナ技術を活用してレガシーシステムのモダナイゼーションを支援する製品となっている。転送負荷に応じた転送コンテナの起動や障害発生時の自動再起動機能により、サービスの可用性と業務の継続性を確保することが可能になっているのが特徴だ。
参考サイト
- ^ セゾンテクノロジー. 「Red Hat OpenShift対応「HULFT10」を提供開始 :: セゾンテクノロジー」. https://www.saison-technology.com/company/news/20250305_HULFT10RedHatOpenshift, (参照 25-03-07).
- IBM. https://www.ibm.com/jp-ja
- Red Hat. https://www.redhat.com/ja
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