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公開：2024-08-22

D-ChainがPACKSで国際トレカ取引を革新、7000万円超の資金調達でサービス拡大へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• D-Chainが7000万円超の資金調達を実施
• デジタルトレカマーケットプレイス「PACKS」の開発加速
• トレーディングカード国際取引の課題解決を目指す

D-ChainのPACKSサービスが国際トレカ取引を革新

株式会社D-Chainは、NESベンチャーキャピタルをリードインベスターとし、総額7000万円超の資金調達を2024年8月20日に実施したことを発表した。この資金を活用し、デジタルトレカ(トレカNFT)マーケットプレイス「PACKS」の開発を加速させ、提供価値の向上を進めていく方針だ。^[1]

PACKSは、物理的なトレーディングカードをデジタル権利NFT「RFT(Redeemable Futures Token)」に変換し、グローバル市場でリアルタイムかつ瞬時に取引できるプラットフォームである。従来の国際取引で必要だった物理的なカードの移動を大幅に軽減し、時間とコストを削減するとともに、偽造カードの流通リスクも排除している。

D-Chainの堺悠斗代表取締役は、PACKSを通じてトレーディングカード取引の新たなスタンダードを確立し、ユーザーの利便性と利益を最大化することを目指している。今回の成功を踏まえ、今後もサービスを充実させ、グローバルなトレーディングカード市場でのリーダーシップを確立していく考えだ。

PACKSの特徴と実績まとめ

D-Chainの公式サイトはこちら

RFT(Redeemable Futures Token)について

RFT(Redeemable Futures Token)とは、D-ChainがPACKSで採用している新規格トークンのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 物理的なトレーディングカードをデジタル権利化したNFT
• グローバル市場でリアルタイムかつ瞬時に取引可能
• 将来的に物理カードと交換（償還）できる先物トークン

RFTは、従来の国際トレーディングカード取引における高額な配送費用と関税、長い配送期間という課題を解決するために開発された。このトークンにより、ユーザーは物理的なカードの移動なしに、グローバル市場で即時的かつ安全にトレーディングカードの取引を行うことが可能になった。

PACKSに関する考察

PACKSの導入は、トレーディングカード市場に革新をもたらす可能性が高い。物理的な制約を取り除くことで、国際取引の障壁を大幅に低下させ、市場の流動性を向上させることができるだろう。また、偽造カードの流通リスクを排除することで、取引の信頼性が高まり、市場全体の健全性向上にも寄与すると考えられる。

一方で、デジタル化に伴う新たな課題も予想される。例えば、デジタルトークンの安全性確保やユーザーの個人情報保護、さらにはデジタル資産の法的位置づけなど、技術面だけでなく法制度面での対応も必要になるだろう。これらの課題に対しては、ブロックチェーン技術の更なる進化や、関連法規の整備が解決策となる可能性がある。

今後、PACKSのような革新的なプラットフォームが普及することで、トレーディングカード市場がより身近で活発なものになることが期待される。同時に、このモデルが他の実物資産取引にも応用されることで、様々な市場でのデジタル化とグローバル化が進む可能性もある。D-Chainには、先駆者としての責任を持ちつつ、市場の健全な発展に寄与することを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「株式会社D-Chain、シードラウンド1stクローズにおいて7000万円超の資金調達を実施 | 株式会社D-Chainのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000146850.html, (参照 24-08-22).

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