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公開：2024-08-22

ブルーモ証券がポートフォリオ投資機能の特許を取得、米国株資産運用アプリBloomoで新機能を続々展開

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ブルーモ証券がポートフォリオ投資機能の特許を取得
• 米国株資産運用アプリ「Bloomo」の新機能を展開
• NISA口座対応など将来的な機能拡充を予定

ブルーモ証券のポートフォリオ投資機能の特許取得と新機能展開

ブルーモ証券株式会社は米国株資産運用アプリ「Bloomo」のポートフォリオ投資機能に関する特許を2024年7月18日に取得した。この機能により、ユーザーは理想のポートフォリオを作成し、目標を実現するための両替・売買をシステムが自動で計算・代行することが可能となった。さらに他の投資家のポートフォリオをコピーできる機能も特許の対象となっている。^[1]

ブルーモは特許取得後、複数の新機能をリリースしている。2024年2月にはリバランス機能を導入し、ポートフォリオの比率調整を簡単に行えるようになった。6月には0.0001株単位での配当金再投資機能を実装し、7月にはリバランス付き自動つみたて投資機能をリリースした。これらの機能により、ユーザーは理想のポートフォリオを維持しながら効率的な資産運用が可能となっている。

さらにブルーモは2024年10月にNISA口座対応機能のリリースを予定している。この機能により、ユーザーは自動でNISA口座を優先した投資を行えるようになる。また、完全オンラインでのNISA口座開設・移管サービスも提供予定であり、ユーザーの利便性向上を図っている。これらの機能拡充により、ブルーモは米国株投資の敷居を下げ、より多くの投資家に資産運用の機会を提供することを目指している。

Bloomoの新機能まとめ

Bloomoの詳細はこちら

ポートフォリオ投資について

ポートフォリオ投資とは、複数の金融商品に分散して投資を行う手法のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• リスク分散による安定性の向上
• 長期的な資産形成に適している
• 個人の投資目標に合わせたカスタマイズが可能

Bloomoのポートフォリオ投資機能は、このような従来のポートフォリオ投資の利点を活かしつつ、自動化やカスタマイズ性を高めている。ユーザーが選択した銘柄と比率に基づいて自動的に投資を行う仕組みにより、個人投資家でも専門家レベルの資産運用戦略を実践できるようになっている。さらに、他の投資家のポートフォリオをコピーできる機能により、投資初心者でも経験豊富な投資家の戦略を参考にしながら運用を始められる点が特徴的だ。

Bloomoのポートフォリオ投資機能に関する考察

Bloomoのポートフォリオ投資機能は、個人投資家の資産運用を大きく変える可能性を秘めている。特に、自動リバランスや小口での配当金再投資など、従来は手間がかかっていた操作を自動化している点は高く評価できる。これにより、投資初心者でも継続的かつ効率的な資産運用が可能となり、長期的な資産形成の機会が広がるだろう。

一方で、この種のアプリケーションの普及に伴い、投資家の行動が画一化するリスクも考えられる。特に、ポートフォリオ共有機能により人気の投資戦略に資金が集中する可能性がある。この問題に対しては、アプリ側で多様な投資戦略や銘柄の情報を提供し、ユーザーの投資リテラシー向上を支援することが重要だ。また、市場の急変時にシステムが適切に対応できるか、セキュリティ面での懸念も解消する必要がある。

今後はAIを活用した投資アドバイス機能や、より詳細な市場分析ツールの導入が期待される。また、国内株式への対応拡大やグローバル市場へのアクセス改善など、投資対象の拡充も重要だ。Bloomoには、テクノロジーを活用しつつも、個々の投資家のニーズに柔軟に対応できるプラットフォームとして進化していくことを期待したい。このような革新的なサービスが、日本の個人投資家の裾野を広げ、資産形成文化の醸成に貢献することを願う。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「米国株資産運用アプリBloomo（ブルーモ）、ポートフォリオ投資の仕組みに関する特許を取得 | ブルーモ証券株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000117358.html, (参照 24-08-23).

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