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公開：2024-08-24

D-ChainがPACKSの開発資金7000万円超を調達、デジタルトレカNFTマーケットプレイスの構築へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• D-ChainがNFTマーケットプレイス「PACKS」開発加速
• シードラウンドで7000万円超の資金調達を実施
• 国際トレカ取引の課題解決を目指す

D-ChainがPACKSの開発資金7000万円超を調達

株式会社D-Chainは、デジタルトレカ(トレカNFT)マーケットプレイス「PACKS」の開発加速を目的として、シードラウンド1stクローズにおいて7000万円超の資金調達を実施した。NESベンチャーキャピタルをリードインベスターとし、株式会社ガイアックスや個人投資家からの出資を受けている。この資金をもとに、PACKSの開発を進め、提供価値の向上を図る方針だ。^[1]

PACKSは、物理的なトレーディングカードをデジタル権利NFT「RFT(Redeemable Futures Token)」に変換し、グローバル市場でリアルタイムかつ瞬時に取引できるプラットフォームである。従来の国際取引で必要だったカードの物理的移動を大幅に軽減し、時間とコストを削減することが可能になる。また、物理的なカードの移動が不要となるため、偽造カードが市場に流通するリスクも完全に排除できるという。

D-Chainは、PACKSを通じてトレーディングカード取引の新たなスタンダードを確立し、ユーザーの利便性と利益を最大化することを目指している。今回の資金調達を踏まえ、今後もサービスを充実させ、グローバルなトレーディングカード市場でのリーダーシップを確立していく方針だ。代表取締役の堺悠斗氏は、エコ取引の先駆けとなるプラットフォームを目指す意気込みを示している。

PACKSの特徴と実績まとめ

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RFTについて

RFTとは、Redeemable Futures Tokenの略称で、償還可能な先物トークンを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 物理的なトレーディングカードをデジタル化したNFT
• グローバル市場でのリアルタイム取引が可能
• 物理的な移動を必要とせず、時間とコストを削減

PACKSプラットフォームでは、このRFTを活用することで、従来の国際トレーディングカード取引における課題を解決している。物理的なカードの移動が不要となるため、配送費用や関税、長期の配送期間といった問題が解消され、ユーザーはより効率的かつ安全に取引を行うことが可能になる。これにより、トレーディングカード市場のグローバル化と活性化が期待される。

PACKSに関する考察

PACKSの登場は、トレーディングカード市場に革新をもたらす可能性を秘めている。特に、国際取引における時間とコストの大幅な削減は、市場の流動性を高め、より多くのユーザーが参加しやすい環境を創出するだろう。また、偽造カードの流通リスクを排除できる点は、市場の信頼性向上に大きく寄与すると考えられる。

一方で、今後の課題として、デジタル資産に対する法規制の整備や、ユーザーの資産保護の仕組みの確立が挙げられる。これらの課題に対しては、関係当局との密接な連携や、ブロックチェーン技術を活用したセキュリティ強化などの対策が必要になるだろう。また、従来のカード収集の楽しみを損なわないよう、物理的なカードとデジタルトークンの共存モデルを模索することも重要だ。

今後、PACKSには国際的な規模でのユーザー獲得と、プラットフォームの安定運用が求められる。さらに、トレーディングカード以外のコレクタブル商品への展開も視野に入れることで、より広範な市場への浸透が期待できる。D-Chainの今後の展開と、PACKSがトレーディングカード市場にもたらす変革に注目が集まるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「プラスチックリサイクルのesa、総額4.5億円の資金調達と資本業務提携を発表。環境エネルギー投資とCBCとの協業で真のサーキュラーエコノミーの実現を目指す | 株式会社ｅｓａのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000102225.html, (参照 24-08-24).

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