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公開：2024-08-28

ANDPADが国土交通省の推奨技術に選定、建設業界のDX推進に大きな一歩

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ANDPADが令和6年度推奨技術に選定
• 建設プロジェクト管理ソフトで初の選定
• 20.2万社以上が利用する業界シェアNo.1

ANDPADのNETIS推奨技術選定による建設業界への影響

株式会社アンドパッドは、クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」が国土交通省の新技術情報提供システム（NETIS）において「令和６年度推奨技術」に選定されたことを2024年8月26日に発表した。ANDPADは施工管理や図面管理をはじめとした建設プロジェクト管理を行うソフトウェアとして、初めて推奨技術に選定された。^[1]

NETIS推奨技術は、公共工事等に関する技術の水準を一層高めるために選定された画期的な新技術を指し、総合評価や工事成績で加点される際に通常のNETIS登録技術よりも点数が加算される。ANDPADの選定は、建設業界のデジタル化推進において重要な一歩となり、より多くの建設現場でのICT活用を促進する可能性がある。

ANDPADは2016年のサービスリリース以来、直感的で使いやすい設計と徹底したサポートにより、利用社数20.2万社、累計ユーザー数51.0万人を超える建設DXのプラットフォームとなっている。この選定を機に、さらなる普及が見込まれ、建設業界全体の生産性向上や働き方改革に大きな影響を与えることが予想される。

ANDPADの主な特徴まとめ

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NETISについて

NETISとは、New Technology Information Systemの略称で、国土交通省が新技術の活用のために整備したデータベースシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 新技術に関する情報の共有および提供を目的としている
• 公共工事等での新技術活用を促進する役割を果たす
• 登録技術の中から特に優れたものを推奨技術として選定する

NETISに登録された技術の中でも、特に画期的な新技術が推奨技術として選定される。推奨技術に選定されると、公共工事の総合評価や工事成績で加点される際に、通常のNETIS登録技術よりも高い点数が加算される仕組みとなっている。

ANDPADの推奨技術選定に関する考察

ANDPADが推奨技術に選定されたことは、建設業界のデジタル化を加速させる重要な契機となるだろう。公共工事での加点対象となることで、多くの建設会社がANDPADをはじめとするICTツールの導入を積極的に検討するようになり、業界全体のDX推進につながる可能性が高い。一方で、急速なデジタル化に伴うセキュリティリスクや従来のアナログな作業に慣れた作業員の抵抗感など、新たな課題も浮上する可能性がある。

これらの課題に対しては、段階的な導入プロセスの確立や、現場作業員向けの丁寧な研修プログラムの実施が解決策として考えられる。また、セキュリティ面では、エンドツーエンドの暗号化やマルチファクター認証の導入など、より強固なセキュリティ対策の実装が求められるだろう。今後ANDPADには、AIを活用した作業予測機能や、他の建設関連ソフトウェアとのシームレスな連携機能など、さらなる革新的な機能の追加が期待される。

長期的には、ANDPADをはじめとする建設DXツールの普及により、建設業界の生産性向上や働き方改革が大きく前進することが期待される。データの蓄積と分析により、プロジェクト管理の最適化や予測精度の向上が実現し、建設業界全体の競争力強化につながるだろう。今回の推奨技術選定を起点に、建設業界のデジタルトランスフォーメーションがさらに加速することを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」が国土交通省より「令和６年度推奨技術」に選定 | 株式会社アンドパッドのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000121.000018154.html, (参照 24-08-28).

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