Goalsが経営執行体制を強化、新COOと社外取締役2名を迎え事業拡大へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

Goalsが経営執行体制を強化
新たに取締役（COO）と社外取締役2名を追加
監査役も新たに就任し、事業拡大を目指す

Goalsの経営執行体制強化と新役員の就任

株式会社Goalsは2024年8月29日の定時株主総会及び取締役会において、経営執行体制の強化を決定した。新たに渡邉真啓氏が取締役（COO）に就任し、前田紘典氏と河西佑太郎氏が社外取締役として加わった。また、眞鍋伸吾氏が新たに監査役に就任し、経営体制の充実を図っている。^[1]

Goalsは「食品産業の、ロスをなくす。」をミッションに掲げ、食品産業サプライチェーンの利益構造改善を目指している。現在は外食産業の改革に着手しており、2020年から提供を開始した飲食店向け自動発注システム「HANZO 自動発注」を中心に、「HANZO」シリーズの新サービス提供や機能追加を行ってきた。

新たに就任した渡邉真啓取締役（COO）は、テンプスタッフやオプト、キャリアデザインセンター、カカクコム、ヤフーなど多様な企業での経験を持つ。渡邉氏は「多くのお客様からお寄せ頂いている期待に、アイデアとテクノロジーとサポートでお応えするのが使命」と述べ、Goalsの更なる成長に向けて全力を尽くす意向を示している。

Goalsの新経営執行体制まとめ

役位	氏名	特徴
代表取締役社長（CEO）	佐崎傑	継続就任
取締役（CTO）	多田裕介	継続就任
取締役（COO）	渡邉真啓	新任、多様な企業経験
社外取締役	前田紘典	新任、投資家としての経験
社外取締役	河西佑太郎	新任、金融・投資分野の経験
監査役	眞鍋伸吾	新任、公認会計士・税理士

HANZOについて

HANZOとは、Goalsが提供する外食産業向けの業務支援クラウドサービスのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

飲食店の発注を自動化する「HANZO 自動発注」を中心としたサービス
2020年から提供を開始し、継続的に新サービスや機能を追加
外食産業の業務効率化とフードロス削減を目指すソリューション

HANZOは、Goalsが掲げる「食品産業の、ロスをなくす。」というミッションを実現するための主要サービスとして位置付けられている。外食産業のサプライチェーン全体の最適化を目指し、発注業務の自動化だけでなく、食品ロスの削減や人手不足解消にも貢献することが期待されている。

Goalsの経営執行体制強化に関する考察

Goalsの経営執行体制強化は、同社の事業拡大と成長戦略を加速させる重要な一歩だと言える。特に、多様な業界経験を持つ渡邉真啓氏のCOO就任は、Goalsの事業展開に新たな視点と実行力をもたらす可能性が高い。また、投資や金融分野の経験豊富な社外取締役の起用は、資金調達や事業戦略の策定において有益な助言が期待できるだろう。

一方で、急速な組織拡大に伴う課題も予想される。新たな経営陣と既存のチームとの統合や、意思決定プロセスの複雑化などが起こる可能性がある。これらの課題に対しては、明確な役割分担と効果的なコミュニケーション体制の構築が重要になるだろう。また、新経営陣の知見を最大限に活かすためには、既存の事業モデルや組織文化との調和を図る必要がある。

今後、Goalsには食品産業全体のデジタル化を牽引する役割が期待される。HANZOシリーズの更なる機能拡充や、外食産業以外のセグメントへの展開など、新たな成長機会を模索することが重要だ。同時に、急速な事業拡大の中でも「食品産業の、ロスをなくす。」というミッションを軸に据え、社会的価値と経済的価値の両立を実現することが、Goalsの持続的な成長につながるだろう。