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SECURITY

公開：2024-09-03

インテリジェント ウェイブとuniXecureがセキュリティ事業で協業、CWATの機能を東南アジア市場へ展開

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• IWIとuniXecureがセキュリティ事業で協業
• CWATの機能をuniXecureのサービスに組込み
• 東南アジア市場への展開を目指す

インテリジェント ウェイブとuniXecureのセキュリティ事業協業

株式会社インテリジェント ウェイブ（IWI）は、台湾のサイバーセキュリティ企業uniXecure Technology Corporationとセキュリティ分野における協業に関する覚書を2024年9月2日に締結した。この協業では、IWIが開発した内部情報漏えい対策製品「CWAT」の機能をuniXecureのサービスに組み込み、台湾を含む東南アジア市場への販売促進を目指している。^[1]

CWATは情報漏えい検知・制御機能および網羅的なログ収集機能を持ち、重要インフラ企業を中心に様々な企業の内部脅威対策を支援してきた実績がある。一方、uniXecureは台湾最大手のITサービスプロバイダーSYSTEX社のグループ会社であり、多数の企業や組織に包括的なトータルセキュリティサービスを提供している。

この協業は、高度化するサイバー攻撃に対抗するための取り組みの一環である。企業の情報資産を守るためには、進化する脅威に対抗できる高度かつ網羅的なセキュリティ対策が必要とされており、両社の強みを活かした相乗効果が期待されている。

IWIとuniXecureの協業内容まとめ

インテリジェント ウェイブの詳細はこちら

内部情報漏えい対策製品について

内部情報漏えい対策製品とは、組織内部からの情報漏洩を防止するためのセキュリティソリューションのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 従業員の不正アクセスや情報持ち出しを検知・制御
• 機密情報の流出を防ぐためのアクセス制御機能
• 詳細なログ収集による追跡調査や監査への対応

IWIが開発したCWATは、2003年から重要インフラ企業を中心に内部脅威対策を支援してきた実績がある。CWATの情報漏えい検知・制御機能や網羅的なログ収集機能は、高度化するサイバー攻撃に対する効果的な防御手段として評価されており、今回の協業でuniXecureのサービスに組み込まれることで、より多くの企業がこの技術の恩恵を受けられるようになる。

IWIとuniXecureの協業に関する考察

IWIとuniXecureの協業は、両社の強みを活かしたシナジー効果が期待できる点で評価できる。IWIの高度な内部情報漏えい対策技術とuniXecureの幅広い顧客基盤を組み合わせることで、東南アジア市場におけるセキュリティソリューションの普及が加速する可能性が高い。しかし、異なる企業文化や言語の壁、各国の法規制の違いなど、国際協業特有の課題に直面する可能性もあるだろう。

これらの課題に対しては、定期的なコミュニケーションの機会を設けることや、現地の法律専門家との連携を強化することが解決策として考えられる。また、今後は人工知能（AI）を活用した高度な脅威検知機能や、クラウドネイティブな環境に対応したセキュリティソリューションの開発が期待される。このような新技術の導入により、より効果的で柔軟な情報漏えい対策が可能になるだろう。

長期的には、この協業が東南アジア地域のサイバーセキュリティ水準の向上に貢献することが期待される。両社の技術力と経験を結集することで、より多くの企業や組織が高度なセキュリティ対策を導入できるようになり、地域全体のデジタルレジリエンスが強化されるだろう。今後は、この協業モデルを他の地域にも展開し、グローバルなセキュリティエコシステムの構築につながることを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「台湾-uniXecure（ユニセキュア）とのセキュリティ事業協業に関する覚書締結について | 株式会社インテリジェント ウェイブのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000084379.html, (参照 24-09-03).

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