SMDセミナーでリアルワールドデータ利用の現状を解説、医薬品開発における最新動向を紹介

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

SMDセミナーがリアルワールドデータ利用をテーマに開催
田中友紀氏が企業とアカデミアの視点から講演
医薬品開発における最新の研究動向を紹介

第39回SMDセミナーでリアルワールドデータ利用の現状を解説

一般社団法人医療開発基盤研究所は2024年9月26日に第39回SMDセミナーを開催することを発表した。本セミナーでは旭化成株式会社の田中友紀氏を講師に迎え「リアルワールドデータ（RWD）利用の現状」をテーマに講演を行う。SMDセミナーは医薬品開発や処方に関する知識を提供する国際認定コースの一環として実施されている。^[1]

田中氏は企業所属でありながらアカデミアに出向している経験を活かし、両者の視点からRWD利用の実態を解説する予定だ。アカデミアにおける従来のRWD研究に加え、最近増加している企業との共同研究についても言及する。次世代医療基盤法の制定や倫理指針の改訂など、RWD利用を取り巻く環境の変化にも触れながら、具体的な活用事例を紹介する。

本セミナーは医薬品開発に携わる専門家やRWD活用に関心のある研究者にとって、最新の動向を学ぶ貴重な機会となるだろう。参加者は講演を通じてRWD利用の現状と課題、今後の展望について理解を深めることができる。また、質疑応答の時間も設けられており、参加者同士の意見交換も可能だ。

セミナーの概要情報

セミナー名	第39回SMDセミナー
日程	2024/09/26(木) 18:30~19:30
会場	-
会場住所	-
概要	リアルワールドデータ（RWD）利用の現状について、企業とアカデミアの両視点から解説。次世代医療基盤法や倫理指針改訂にも触れ、研究や実際の利活用例を紹介する。
主催	一般社団法人医療開発基盤研究所
備考	参加費無料事前申込必要

リアルワールドデータについて

リアルワールドデータ（RWD）とは、通常の診療や日常生活の中で収集される医療・健康関連データのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

電子カルテや健康保険請求データなど多様なソースから収集
大規模かつ長期的なデータ収集が可能
実際の医療現場を反映した「リアルな」データ

RWDは医薬品の有効性や安全性の評価、新たな治療法の開発など、医療分野での活用が期待されている。本セミナーでは、企業とアカデミアの両視点からRWD利用の現状が解説される。次世代医療基盤法の制定や倫理指針の改訂といった最新の法的枠組みにも触れながら、RWD活用の具体例や今後の展望について理解を深めることができるだろう。