テクマトリックスがSecure Code WarriorのCERT C++対応を発表、セキュアコーディング学習の選択肢が拡大
PR TIMES より
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記事の要約
- Secure Code WarriorがCERT C++に対応
- セキュアコーディング学習プラットフォームの機能拡充
- テクマトリックスが国内販売代理店として展開
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セキュアコーディング学習プラットフォーム「Secure Code Warrior」のCERT C++対応
テクマトリックス株式会社は、Secure Code Warrior社が提供するセキュアコーディング学習プラットフォーム「Secure Code Warrior」がCERT C++ Coding Standardに対応したことを2024年9月4日に発表した。本製品は高いセキュリティが求められる業界で採用されており、全世界で600以上の企業で利用されている。[1]
CERT C++は、CERTが作成したC++言語のセキュリティに関するコーディング規約集で、ISOにも含まれる国際的な標準規格だ。式や整数の扱い方、メモリ管理、エラー処理や未定義の動作について詳細なルールが定義されており、開発者が組織的に一貫性をもって同じルールに従うことができるガイドラインとなっている。
Secure Code Warriorは、CERT C++の他にもOWASP Top 10やPCI DSS、EO-Critical Softwareなど、多くの学習コーステンプレートを提供している。また、ゲーム感覚でセキュアコーディングスキルを競い合うトーナメント機能も備えており、組織全体でセキュリティ意識や学習意欲の向上を促進することが可能だ。
Secure Code Warriorの機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
対応規格 | CERT C++、OWASP Top 10、PCI DSS、EO-Critical Software |
学習コンテンツ | 動画、テキスト、実践的な脆弱性特定・修正演習 |
特徴的機能 | トーナメント形式のスキル競争 |
カスタマイズ | 目的に合わせたコース設定が可能 |
導入実績 | 全世界で600以上の企業 |
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CERT C++について
CERT C++とは、Computer Emergency Response Team(CERT)が作成したC++言語のセキュリティに関するコーディング規約集のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 国際標準規格ISOにも含まれる
- 式や整数の扱い方、メモリ管理に関する詳細なルールを定義
- エラー処理や未定義の動作に関するガイドラインを提供
CERT C++は、セキュアコーディングを実践するためのガイドラインとして広く認知されている。違反コードとCERT C++適合コードのコーディング例が記載されており、開発者が組織的に一貫性をもって同じルールに従うことができるため、ソフトウェア開発のセキュリティ品質向上に大きく貢献している。
Secure Code WarriorのCERT C++対応に関する考察
Secure Code WarriorがCERT C++に対応したことは、セキュアコーディング教育の質を大幅に向上させる可能性がある。CERT C++は国際的に認知された規格であり、これに基づいた学習コンテンツを提供することで、開発者は業界標準のセキュリティプラクティスを効果的に学ぶことができるだろう。さらに、ゲーム感覚で学べるトーナメント機能は、学習のモチベーション維持に大きく貢献すると考えられる。
一方で、CERT C++の適用範囲が広範であるため、個々の開発プロジェクトや組織の特性に合わせたカスタマイズが課題となる可能性がある。Secure Code Warriorには、ユーザーの業界や開発環境に応じて、より細かなレベルでコンテンツをカスタマイズできる機能の追加が望まれる。また、C++以外の言語やフレームワークへの対応拡大も、プラットフォームの価値をさらに高めるだろう。
今後、Secure Code Warriorには、AIを活用した個別学習プランの提案や、実際のプロジェクトコードを分析してセキュリティ改善点を提示する機能など、より高度な学習支援ツールとしての進化が期待される。セキュアコーディングスキルの向上は、サイバーセキュリティ対策の根幹を成すものであり、このようなプラットフォームの発展は、ソフトウェア業界全体のセキュリティレベル向上に大きく貢献するだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「CERT C++ Coding Standard への対応を開始 セキュアコーディング学習プラットフォーム「Secure Code Warrior」 | テクマトリックス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000019103.html, (参照 24-09-05).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
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