プログラボ教育事業運営委員会、WROトルコ大会に3チーム出場決定、STEAM教育の成果が国際舞台へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

プログラボ教育事業運営委員会、WROトルコ大会に3チーム出場決定、STEAM教育の成果が国際舞台へ

PR TIMES より


記事の要約

  • プログラボから3チームがWRO国際大会出場
  • 富山県で開催された日本決勝大会で好成績
  • 11月にトルコで開催される国際大会に参加

プログラボ教育事業運営委員会のWRO国際大会出場決定

株式会社ミマモルメと讀賣テレビ放送株式会社が共同で構成するプログラボ教育事業運営委員会は、2024年8月24日・25日に富山県富山市で開催された『WRO 2024 Japan決勝大会in富山』において、運営するロボットプログラミング教室「プログラボ」の生徒が好成績を収めたことを発表した。その結果、2部門3チームが11月28日から30日までトルコ共和国で開催される国際大会に日本代表として出場することが決定したのである。[1]

WRO(World Robot Olympiad)は2004年にスタートした世界最大級の子ども向け国際ロボットコンテストで、現在95以上の国と地域で開催されている。参加者はロボットのモデルデザインや自律制御プログラムを開発し、与えられた課題の解決に挑戦する。今年の日本決勝大会では、全国32の地区予選会及び事前審査を経て選抜された170チームが熱戦を繰り広げ、その中から14チームが国際大会への切符を手に入れた。

プログラボは2016年に設立され、「私たちは、ロボットプログラミング教育を通じて、未来を担う子ども達の「夢を実現するチカラ」を育みます。」という教育理念のもと、真に社会に求められる人材の育成を目指している。現在、直営校とフランチャイズ校を合わせて全国1都1道2府9県に84校を展開し、約8,000名の生徒が在籍しており、様々な活動を通じて子どもたちの能力開発に取り組んでいる。

WRO 2024 Japan決勝大会の結果まとめ

部門 教室 結果
エレメンタリー部門 箕面船場校 優勝
ジュニア部門 大阪梅田校 第3位
フューチャーイノベーター部門 月島校 第2位

STEAM教育について

STEAM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(教養・芸術)、Mathematics(数学)の頭文字を取った教育概念であり、以下のような特徴がある。

  • 複数の学問領域を統合的に学ぶ
  • 実践的な問題解決能力を育成する
  • 創造性と革新性を重視する

プログラボでは、2020年度からロボットプログラミングにとどまらず、中高生向けのAI開発講座「AIラボ」など新たな講座を開講し、STEAM教育の実践に力を入れている。この取り組みは、ロボットやAIなどの科学技術が急速に発展する現代社会において、新たな価値や変化を生み出すことのできる人材育成を目指すものである。

WRO国際大会出場に関する考察

プログラボの生徒たちがWRO国際大会に3年連続で出場を果たしたことは、同教育プログラムの質の高さと継続的な成果を示している。この成功は、単にロボット工学やプログラミングスキルの向上だけでなく、問題解決能力やチームワーク、創造性といった総合的な能力開発の成果とも言えるだろう。しかし、国際大会での競争はさらに激しくなることが予想され、言語の壁や文化の違いなど、新たな課題に直面する可能性がある。

これらの課題に対しては、国際交流プログラムの強化やグローバルな視点を取り入れた教育内容の拡充が有効な解決策となり得る。また、AIやIoTなどの最新技術をロボット教育に積極的に取り入れることで、生徒たちの技術力をさらに向上させることができるだろう。今後は、単なるコンテスト参加にとどまらず、国際大会での経験を通じて得た知見を教育プログラム全体にフィードバックし、より多くの生徒に還元していくことが期待される。

さらに、プログラボの取り組みが日本のSTEAM教育全体の発展に寄与することも期待できる。WRO国際大会への継続的な出場は、日本の子どもたちの科学技術への関心を高め、将来のイノベーターを育成する上で重要な役割を果たすだろう。産学連携や他の教育機関との協力を通じて、プログラボの成功モデルを広く共有し、日本全体のSTEAM教育の質の向上につなげていくことが、今後の大きな課題となるはずだ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「【STEAM教育のプログラボ教育事業運営委員会】 国際ロボットコンテスト『WRO トルコ大会』に3チームが出場決定! | 阪神電気鉄道株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003077.000005180.html, (参照 24-09-06).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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