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公開：2024-09-07

山形県と味の素AGFがプラスチックごみ削減で連携、マイボトル推進でカーボンニュートラル実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 山形県と味の素AGFがプラスチックごみ削減で連携協定締結
• マイボトル使用推進によるカーボンニュートラル実現を目指す
• AGFがマイボトル専用スティックタイプ飲料を発売

山形県と味の素AGFのプラスチックごみ削減連携協定

味の素AGF株式会社は山形県とカーボンニュートラル実現に向けたプラスチックごみ削減について2024年9月4日に連携協定を締結した。この協定は、味の素AGFが都道府県とプラスチックごみの削減に関して結ぶ初めての協定となる。山形県は2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンやまがた2050」を2020年8月に宣言している。^[1]

山形県はプラスチックごみ削減のため、日常的な飲み物をペットボトルなどの使い捨て容器からマイボトルへ変更する啓発活動を実施している。また、マイボトルへの飲料提供が可能な店舗の登録事業も行っている。味の素AGFは2024年3月にマイボトル専用のスティックタイプパウダードリンク「ブレンディ®マイボトルスティック」シリーズを発売し、マイボルの日常使用促進に取り組んでいる。

味の素AGFは「人と人とのつながり」「地球環境との共生」をはじめとするサステナブルな社会の実現を目指している。あらゆるパートナーと共創することで、3R（Relax：くつろぎ、Reset：心の整え、Refresh：気分一新）の提供を通じて「ココロ」と「カラダ」の健康に貢献することを目標としている。連携協定締結後は、山形県内各スーパーでのマイボトル普及啓発活動やマイボトル啓発キャンペーンなどを実施する予定だ。

山形県と味の素AGFの連携協定内容まとめ

山形県持ち歩こう！マイボトル運動の詳細はこちら

カーボンニュートラルについて

カーボンニュートラルとは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 人為的な温室効果ガスの排出量と吸収量のバランスを取る
• 2050年までに達成することを多くの国や企業が目標としている
• 再生可能エネルギーの利用や省エネ技術の導入などが重要な取り組み

山形県と味の素AGFの連携協定は、カーボンニュートラル実現に向けた具体的な取り組みの一例となっている。マイボトルの使用推進によりペットボトルなどの使い捨てプラスチック容器の使用を減らすことで、製造や廃棄時に発生する二酸化炭素排出量の削減を目指している。このような地方自治体と企業の協力は、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩となるだろう。

マイボトル推進に関する考察

山形県と味の素AGFの連携協定は、地域と企業が一体となってカーボンニュートラルを目指す好例だ。マイボトルの普及は、単にプラスチックごみの削減だけでなく、消費者の環境意識向上にもつながる可能性がある。しかし、マイボトル使用の習慣化には時間がかかることが予想され、継続的な啓発活動と利便性の向上が必要になるだろう。

今後の課題として、マイボトル用飲料の種類の拡大や、給水スポットの増設などが挙げられる。これらの課題に対しては、他の飲料メーカーとの協力や、公共施設での給水設備の整備など、より広範囲な連携が求められる。また、マイボトル使用のインセンティブ制度の導入も効果的かもしれない。例えば、マイボトル使用時のポイント付与や割引サービスなどが考えられるだろう。

長期的には、マイボトル文化の定着が地域経済にも好影響を与える可能性がある。地元企業によるオリジナルマイボトルの製作や、リユース可能な容器を活用した新たなビジネスモデルの創出なども期待できる。山形県と味の素AGFの取り組みが、全国的なマイボトル推進の先駆けとなり、持続可能な社会づくりに貢献することを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「山形県とカーボンニュートラル実現に向けたプラスチックごみ削減について連携協定を締結し、マイボトル使用を推進 | 味の素AGF株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000131617.html, (参照 24-09-07).

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