東京ゲームショウ2024が過去最大規模で開幕、44の国・地域から985社が出展し業界の成長を示す

text: XEXEQ編集部
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記事の要約
東京ゲームショウ2024が過去最大規模で開幕
東京ゲームショウ2024の出展規模まとめ
ビジネスデイについて
東京ゲームショウ2024の開幕に関する考察
参考サイト

記事の要約

東京ゲームショウ2024が開幕
過去最多985社が出展、3,252小間
44の国・地域から2,850タイトル出展

東京ゲームショウ2024が過去最大規模で開幕

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会は本日9月26日（木）10:00より東京ゲームショウ2024を開幕した。出展社数は985社、出展小間数は3,252小間と、いずれも過去最多となっており、TGS2024はTGS史上最大規模での開催となる。44の国と地域から参加があり、出展タイトル数も2,850タイトルと過去最多を記録している。^[1]

会期前半の2日間（26日・27日）はゲーム業界関係者やプレス、インフルエンサー等を対象にしたビジネスデイとなっている。後半の2日間（28日・29日）は一般公開日として、ゲームファンをはじめとしたすべての方々が来場できる。幕張メッセでのリアル会場とオンラインの公式番組が本日からスタートし、既に開始している東京ゲームショウDigital World 2024、Steam特設会場と共に、TGS2024を最大限に盛り上げていく。

出展社の内訳は国内出展社数が450社、海外出展社数が535社でいずれも過去最多となり、昨年の1.2倍強となった。コーナー別の出展社数では、一般展示が260社、インディーゲームコーナーが220社、ビジネスソリューションコーナーが162社と、多岐にわたるジャンルのゲームや関連サービスが展示される。また、今年は新たにAIテクノロジーパビリオンが設けられ、9社が出展している。

東京ゲームショウ2024の出展規模まとめ

	2024年	2023年
出展社数	985社	787社
出展小間数	3,252小間	2,682小間
出展社の国・地域	44	44
出展タイトル数	2,850タイトル	2,291タイトル
一般展示出展社数	260社	159社

ビジネスデイについて

ビジネスデイとは、東京ゲームショウにおいてゲーム業界関係者やプレス、インフルエンサー等を対象とした特別な来場日のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

一般公開前の最新情報収集が可能
業界関係者間のネットワーキングの場
ビジネスマッチングの機会を提供

東京ゲームショウ2024では、9月26日と27日の2日間がビジネスデイとして設定されている。この期間中、出展各社は新作ゲームや最新技術のデモンストレーションを行い、メディアや業界関係者向けに詳細な情報を提供する。また、ビジネスミーティングエリアも設置され、116社が参加予定であり、新たなビジネスチャンスの創出が期待される。

東京ゲームショウ2024の開幕に関する考察

東京ゲームショウ2024の過去最大規模での開催は、ゲーム産業の継続的な成長と国際化を示す重要な指標となっている。特に海外出展社数が535社と国内出展社数を上回ったことは、日本のゲーム市場の国際的な注目度の高さを裏付けている。一方で、これだけ多くの出展社や来場者が集まることで、会場の混雑や各ブースでの待ち時間の増加など、来場者の体験品質に影響を与える可能性がある。

今後の課題として、デジタル技術を活用したバーチャル展示の拡充や、来場者の動線管理の最適化が挙げられる。例えば、AIを活用した混雑予測システムの導入や、VR技術を用いたリモート体験の提供など、リアルとバーチャルを融合させた新しい展示会の形を模索することが重要だろう。また、今回新設されたAIテクノロジーパビリオンの拡大や、eスポーツコーナーの充実など、ゲーム産業の最新トレンドを反映したコンテンツの更なる強化も期待される。

東京ゲームショウは単なるゲームの展示会を超え、エンターテインメント産業全体の動向を示す重要なイベントとなっている。今後は、ゲームと他の産業との融合や、社会課題解決に向けたゲーム技術の応用など、より広範な視点での展開が求められるだろう。また、国内外のインディーゲーム開発者の支援強化や、次世代クリエイターの育成プログラムの充実など、業界の持続的な発展を支える取り組みにも注目したい。