王子ネピアがRefFプロジェクトに参画、使用済み紙おむつから再生した固形燃料を活用したトイレットロールを九州エリアで発売

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

王子ネピアがRefFプロジェクトに参画、使用済み紙おむつから再生した固形燃料を活用したトイレットロールを九州エリアで発売

PR TIMES より


記事の要約

  • 王子ネピアがRefFプロジェクトに参画
  • 使用済み紙おむつから再生した固形燃料を活用
  • 九州エリアで新商品を発売開始

王子ネピアがRefFプロジェクトに参画し新商品を発売

王子ネピア株式会社は2024年10月1日より「ネピア ネピネピ トイレットロール2倍巻12ロール RefF(リーフ) シングル/ダブル」を九州エリアで発売した。本商品はユニ・チャーム株式会社による水平リサイクルプロジェクトRefF(リーフ)に参画したものだ。使用済み紙おむつから再生した固形燃料(RPF)を発電に利用し、その電力をトイレットロールの加工工程に活用している。[1]

RefF(リーフ)プロジェクトの枠組みにおいて、王子ネピアはこれまでリサイクル消費されていなかった固形燃料(RPF)の活用を担う。固形燃料(RPF)の量とそこから生まれるトイレットロール量を厳密に管理し、当該の固形燃料(RPF)の電力を利用して生産された商品のパッケージにはRefF(リーフ)マークが表記される。

この取り組みの背景には、使用済み紙おむつの排出量増加問題がある。少子高齢化の影響を受け、使用済み紙おむつの排出量は2015年の208万tから2030年には245万tに増加する見込みだ。環境省は2030年までに使用済み紙おむつの再生利用に取り組む自治体の数を現行の約3倍となる100市区町村に増やすという目標を発表している。

RefFプロジェクトの概要と参画企業の取り組み

王子ネピア ユニ・チャーム
役割 固形燃料(RPF)の活用 水平リサイクルプロジェクトの展開
主な取り組み RPFを利用した発電電力でのトイレットロール生産 使用済み紙パンツ・紙おむつのリサイクル
商品 ネピア ネピネピ トイレットロール2倍巻12ロール RefF(リーフ) -
販売地域 九州エリア -
発売日 2024年10月1日 -
RefFプロジェクトの詳細はこちら

固形燃料(RPF)について

固形燃料(RPF)とは、Refuse Paper & Plastic Fuelの略で、廃棄物由来の再生燃料のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 紙やプラスチックなどの可燃性廃棄物を原料とする
  • 高カロリーで安定した燃焼が可能
  • CO2排出量の削減に貢献する

RefFプロジェクトでは、使用済み紙おむつから再生したRPFを発電に利用している。この電力をトイレットロールの生産に活用することで、資源の有効利用と環境負荷の低減を同時に実現している。王子ネピアは固形燃料(RPF)の量と生産されるトイレットロール量を厳密に管理し、循環型社会の構築に向けた取り組みを推進している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「王子ネピアとユニ・チャームが連携!「ネピア ネピネピ 2倍巻12ロール RefF(リーフ)」発売 | 王子ネピア株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000061604.html, (参照 24-10-02).

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