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公開：2024-10-02

SHINING 3Dが高速3DスキャナーEinScan HX2を発表、スキャン性能が大幅に向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SHINING 3DがEinScan HX2を発表
• ブルーレーザー本数が7本から13本に増加
• スキャンスピードが大幅に向上

SHINING 3Dが高速3DスキャナーEinScan HX2を発表

日本3Dプリンター株式会社は2024年10月1日、SHINING 3Dの新製品である3DスキャナーEinScan HX2の取扱を開始した。EinScan HX2は2021年に発売されたEinScan HXの後継機で、ブルーレーザー本数を7本から13本に増やし処理性能を向上させている。これにより1秒間のポイント取得数が480,000点から1,600,000点へと飛躍的に増加した。^[1]

EinScan HX2はブルーレーザーとLED光源を組み合わせたハイブリッド型3Dスキャナーだ。ブルーレーザーモードでは高精度で金属表面のスキャンが可能で、LED光源を使用したRapidモードではマーカーレスでフルカラースキャンができる。この多機能性により、製造業でのリバースエンジニアリングからデジタルアーカイブまで幅広い用途に対応している。

新製品の特長として、スキャン精度の向上とスキャン時間の短縮が挙げられる。ブルーレーザーモードの3D精度は0.04mm、Rapidモードでは0.05mmを実現しており、高精度な3Dデータの取得が可能だ。また、スキャンスピードの向上により、リバースエンジニアリングなどの用途でスキャンにかかる工数を大幅に削減できるようになっている。

EinScan HX2の主な仕様まとめ

SHINING 3D製品の詳細はこちら

3Dスキャナーについて

3Dスキャナーとは、実物の三次元形状を計測してデジタルデータ化する装置のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 非接触で対象物の形状を高精度に計測可能
• 計測データをCADなどで利用できるデジタルデータに変換
• リバースエンジニアリングや品質検査などに活用

EinScan HX2のようなハイブリッド型3Dスキャナーは、異なる光源技術を組み合わせることで多様な対象物に対応できる。ブルーレーザーは金属や光沢のある表面に強く、LED光源はテクスチャ情報の取得に適している。この特性により、製造業での部品計測から文化財のデジタルアーカイブまで幅広い分野で活用されている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【SHINING 3D新製品】レーザー本数を増やしより高速なスキャンを実現したEinScanシリーズ最新機種　EinScan HX2を取扱開始 | 日本3Dプリンター株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000139187.html, (参照 24-10-02).

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